2010年06月20日

人望厚い、努力の主将 DF中沢佑二

日本−オランダ戦 DF中沢佑二「下向くことない」

中沢「次があるので切り替えればいい。決して悪いことだけではないので、下を向くことはないと思う。ただ、点を取られてからがバタついてしまった。(デンマーク戦に向けて)修正というよりも、勝たないといけないので、しっかり練習していいコンディションで臨みたい」

人望厚い、努力の主将 DF中沢佑二

 緊張感漂う横浜MのW杯メンバー発表会見で突拍子もない質問が出た。「闘争心を上げるために聴いている曲はありますか」。そっけなく「ないです」と答えたのは中村俊輔。対照的に、中沢はにこやかな表情でこう返した。

緊張感漂う横浜MのW杯メンバー発表会見で突拍子もない質問が出た。「闘争心を上げるために聴いている曲はありますか」。そっけなく「ないです」と答えたのは中村俊輔。対照的に、中沢はにこやかな表情でこう返した

「僕は決まってる。安室(奈美恵)ちゃんです。新しいアルバムも出たんで買ってください」。一瞬で会場を笑いに包む巧みな受け答えも、歴代3位の代表キャップ数「102」を積み上げたベテランのなせる業だろう。常に笑顔を絶やさぬ32歳は、厚い人望で岡田ジャパンのキャプテンも務めるが、裏では血のにじむような努力を重ねてきた苦労人でもある。

 高校時代はまったくの無名選手。卒業後、1年間のブラジル留学を経てV川崎(現東京V)の練習生からはい上がり、高い身体能力を磨いて代表守備陣に不可欠な戦力に上り詰めた。

 初出場した前回ドイツ大会では3試合にフル出場も1次リーグ敗退。帰国後は代表引退を表明しながら、これを撤回した。

 「チームが勝つことよりも、自分のプレーが先に来ていた。期待を裏切った分、今回は『楽しかった』『見てよかった』と思ってもらえるよう精いっぱい努力したい」。悔しさを晴らす場として選んだ2度目のW杯に向け、夜10時には寝て朝6時に起床するサッカー中心のストイックな生活を継続。練習でも積極的に声を出し、若手の模範であり続けてきた。

 「戦う姿勢とか雰囲気を自分が発信できれば。おっさんパワーで乗り切りたい」。ひょうひょうとした口調ながら、瞳にはW杯に懸ける熱い思いが浮かんでいる。
               ◇

【プロフィル】中沢佑二

 なかざわ・ゆうじ 1978年2月25日、埼玉県出身の32歳。横浜M所属。187センチ、78キロ。Jリーグでは新人王、5度のベストイレブンを受賞。恵まれた体格を生かし、代表では守備への貢献だけでなく、17得点も記録している



タグ:中沢佑二
posted by エリコ at 06:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー・岡田ジャパン
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