2014年07月09日

王国の歴史に大汚点 守備崩壊、攻撃単調…「人生最悪の試合だ」(準決勝ドイツ対ブラジル 7/9)

王国の歴史に大汚点 守備崩壊、攻撃単調…「人生最悪の試合だ」
2014.7.9 11:33 (1/2ページ)[“王国”ブラジル代表]

 決勝の舞台、聖地マラカナン競技場へとつながる最終ステップで、カナリア軍団の夢と希望は無残に打ち砕かれた。「歴史的な負け。人生最悪の試合だ」とブラジルのスコラリ監督。1−7。悲願の自国制覇に王手を懸けるはずの一戦で、信じられないスコアが刻まれた。

 前半も半ばに早々と勝負は決まった。29分までに5失点。守備網が壊滅し、ネイマールを欠いた攻撃陣もまったく迫力がない。終了間際にオスカルが一矢報いるゴールを決めたが、焼け石に水。試合終了の笛が鳴り響くと、マルセロはしゃがみ込んで起き上がれず、ゲームキャプテンのダビドルイス、オスカルはあふれる涙をぬぐった。

 準々決勝のコロンビア戦。ネイマールが悪質な膝蹴りで脊椎骨折の重傷を負い、担架で運び出されたシーンは悪夢でしかない。スコラリ監督は「われわれは国のために、そしてネイマールのために戦う」と決意を込め、累積警告で準決勝は出場停止だった主将のチアゴシウバも「ネイマールとともに心はピッチにある」と悲壮感を漂わせた。

 この日、指揮官や選手たちは「FORCA NEYMAR」(頑張れ、ネイマール)とメッセージが入った帽子をかぶってスタジアム入り。無念の離脱を余儀なくされたチームメートを励ましたが、悲運のエースが抜けた穴は、あまりにも大きかった。

初めてW杯を自国開催した1950年大会は、最終戦でウルグアイに栄冠をさらわれた。「マラカナンの悲劇」と呼ばれる負の記憶を振り払い、歓喜に塗り替えるのが「セレソン」に課せられた使命だった。

 スコラリ監督は「プレッシャーはなかった。この惨劇の責任は私にある」と強調した。威信をずたずたにされたサッカー王国。64年ぶりの自国開催で、消し去ることのできないもう一つの“汚点”をつけてしまった。(細井伸彦)

ドイツ、7−1歴史的大勝で決勝へ 悪夢のブラジルまたも地元V逃す
2014.7.9 07:20 [W杯の試合結果]

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は8日、ベロオリゾンテのミネイラン競技場で準決勝が行われ、西ドイツ時代を含めて4度目の王座を目指すドイツが7−1で開催国ブラジルに歴史的な大勝を果たし、3大会ぶりの決勝に進んだ。ブラジルは前回自国開催した1950年大会に続いて優勝を逃し、3位決定戦に回る。

 前半11分にCKからミュラーが先制したドイツは23分にはクローゼが歴代単独最多となるW杯通算16点目のゴールを挙げるなど、5−0で前半を折り返した。後半も途中出場のシュルレが2得点し、圧倒した。

 ブラジルは準々決勝で負傷したエースのネイマールと警告累積による出場停止で主将チアゴシウバを欠き、攻守ともに精彩を欠いた。

 9日(日本時間10日)は、準決勝のもう1試合、オランダ−アルゼンチンがサンパウロで行われる。12日(同13日)の3位決定戦に続き、13日(同14日)にリオデジャネイロで決勝が行われる。(共同)


posted by エリコ at 14:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー日本代表
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