2014年09月08日

「日本選手では想像できない」錦織の才能、夢実現の大一番に

「日本選手では想像できない」錦織の才能、夢実現の大一番に
2014.9.7 20:19[2020年夏季五輪]

 日本テニス界の至宝、錦織圭が全米オープン決勝進出を果たし、前人未到の「四大大会制覇」に王手をかけた。男子テニス国別対抗戦(デ杯)日本代表監督の植田実氏は「これまでの日本人選手では想像もできないこと。錦織の才能は、いつ世界を制してもおかしくないレベルに達している」と言い切る。

 4回戦では世界ランキング6位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、準々決勝では同4位のスタニスラス・ワウリンカ(スイス)とランキング上位の選手を打ち破ってきた。いずれも時速210キロを超す高速サーブを武器とする相手を攻略し、4時間を超すフルセットまで戦い抜いた。

 準決勝では鉄壁の守備を誇る世界王者ジョコビッチに「(錦織は)攻撃的で、とても素早く多くのボールを得ていた。彼は今、オールラウンドプレーヤーだと思う」と言わしめた。

 全米オープンで記録配信を担当する米コンピューター大手IBMの発表によると、準々決勝までの5試合で8強入りした選手の1ポイント当たりの平均移動距離は、錦織の15・88メートルが最も短い。ジョコビッチが17・80メートルだったことを考えれば、効率良くポイントを挙げていることが分かる。

身長178センチ、68キロは、必ずしも世界に対抗できるフィジカルを持ち合わせているとはいえない。しかし植田氏は「ボールに対する反応の速さが世界トップ。相手が構える位置から予測してボールを受ける地点につき、狙い通り正確に打つことができる」と指摘。またトップ選手との対戦では「相手のミス待ちではなく、自分でゲームを作ることができる。精神面でも負けていない」と分析する。

 今大会前には右足親指を手術し、出場すら危ぶまれたが「油断をせずに決勝まで行きたい」と責任感をにじませていた日本のエース。いよいよ夢を実現させる大一番に向かう。(青山綾里)

イチロー、錦織の快進撃に大興奮「あれは気持ちいいですよ」

ヤンキース6−2ロイヤルズ(6日、ニューヨーク)米大リーグ、ヤンキースのイチロー外野手(40)が、テニスの全米オープンで日本選手初の単決勝進出を決めた錦織圭(24)=日清食品=の快進撃に大興奮だ。この日のロイヤルズ戦で2打数2安打1打点で6−2の勝利に貢献したが「きょうは俺のことなんかどうでもいいよ。いやぁ、すごいね!!」と錦織を大絶賛した。(サンケイスポーツ)

 クールな天才も、日本が生んだテニス界の若きスターに心を奪われた。ヤンキースタジアムから約17キロ離れた会場で快進撃を続ける錦織について、イチローは興奮を隠せなかった。

 「すごいね。すごいという表現はちょっとダサいけど。相手は(世界ランク)1位でしょ。素人が見ていても翻弄しているもんね。いやぁ、あれは気持ちいいですよ。あの冷静な感じもいいね」

 この日、錦織が、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)から第1セットを取った瞬間まで自宅でテレビ観戦。その後、ロイヤルズ戦のため本拠地へ向かった。

 自宅を出る際、錦織へエールを込めて選んだスニーカーは、アディダス社の人気モデル「スタンスミス」。米国の元テニス選手、スタン・スミスが履いていたことで有名になったシューズで、「だから、きょうはテニスでね」と明かした。

面識はないが、夫人の弓子さん(元TBSアナウンサー)と、錦織の出身地が同じ島根・松江市ということで親近感を抱く。「松江出身らしい。それでちょっと僕にとっては特別な思い」と喜んだ。

 イチローは、海外で戦う日本のスポーツ選手の動向に関心を持つ。「明らかに前に進んでいる証しでしょう。そこだよね」とテニス界のスターに刺激を受けた様子。この日は、自身もロイヤルズ戦の五回に代打で中前適時打、八回の2打席目には内野安打を放ち、12日ぶりの複数安打を記録。今季は先発を外れることも多いが、イチローの名はニューヨークでも特別だ。


posted by エリコ at 09:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | テニス・錦織圭
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