2014年09月10日

ミス連発で痛恨のドロー

ミス連発で痛恨のドロー2014.9.10 00:43 (1/2ページ)[サッカー日本代表]
後半、シュートをファンブルし失点。頭を抱える日本代表の川島=9日、日産スタジアム

 ミスから2失点を喫したウルグアイ戦の反省はまったく生かされなかった。先制したベネズエラ戦でもミスが失点に直結して痛恨のドロー。アギーレ監督は「ミスを見逃してもらえず運がなかった」と皮肉混じりに試合を振り返った。

 2−1の後半26分、相手の放ったミドルシュートがGK川島の正面を突く。何でもないように見えたが、ファンブルしたボールはゴールラインを越えた。1−0の後半13分の失点も、水本が自分のミスで失ったボールを奪い返しにいった際に犯した反則によるPKだった。

 川島は「そんなに強いボールではなくて完全なミス。若い選手が得点を取ってくれたのに、自分が足を引っ張ってしまい申し訳ない」。水本も「自分のミスを取り返そうとしてPKを与えてしまった」と責任を痛感する。

失点シーンだけではない。前半を中心に自陣で不用意にボールを失ってから何度も決定機を作られ、吉田も「受け入れがたい引き分け。ミスが重なっているし、失点の仕方がよくない。不満というか、戦えたという感覚がない」と吐き捨てた。

 ミスの連発はアギーレ体制が発足したばかりという点と無関係の問題だ。「アジア杯ではミスが起こらないことを祈っている」と苦笑いだったアギーレ監督。欧州ではすでに欧州選手権予選が始まっていることを考えると、ぞっとさせられる緊張感の欠如が気になった。(奥山次郎)

問われる選手の柔軟性と個の判断 清雲栄純氏2014.9.10 00:49

後半、先制ゴールにつながるドリブル突破をする日本代表の武藤

 アギーレ監督は(来年1月の)アジア・カップに向け、選手個々をチェックをしている段階だ。選手は自分の長所を印象づける必要がある。新しいメンバーの中では武藤がドリブルからフィニッシュまで、いいものを持っているのがみられた。長友、岡崎、本田も安定したレベルにある。

 だが、長友以外の最終ラインは不安定だった。中盤の柴崎、細貝も前半からもう少し、攻守に躍動できないと厳しい。もう少しアピールしてもらいたい。

 アギーレの戦術は選手のフレキシビリティー(柔軟性)、個の判断がものすごく問われる。約束事が多いわけではなく、個人の判断、決断を求める。「縦に速く」というメッセージはあるが、素早くいけないときは中盤を使うことも必要だ。ベネズエラ戦では前が準備できていないのに、縦にけってしまうところがあった。中盤もダイナミックに前を追い越し、出ていかない選手は使わないはずだ。武藤のような選手をまだまだ発掘していかなければならないだろう。

 発足2試合で勝てなかったのは大きな問題ではない。コーチや監督に追い詰められた感覚はなく、より目指すサッカーにあった選手をJリーグや海外で探す行脚が始まるのではないか。(J2千葉取締役、法政大学教授)

攻守に抜群の存在感 柴崎が初得点2014.9.10 00:30

後半、勝ち越しゴールを決める柴崎=日産スタジアム

 絶妙の間合いで走り込んだ。後半22分、柴崎が岡崎からの折り返しを右足で合わせ2点目を奪った。「いいボールで合わせるだけだった」と涼しい顔。ベネズエラ守備陣が横一線になった隙を突き、鮮やかに敵のマークを出し抜いてみせた。

 機動力−。この得点の裏側で、自身の強みを存分に発揮した。自陣深くで拾ったこぼれ球を武藤と2度交換、約70メートル走ってシュートした。加速した選手がいきなり眼前に現れてはDFもお手上げになる。J1鹿島でも披露する走力をみせた。

 早くから期待された才能も、代表との縁は薄くこの日がデビュー戦だった。「緊張することはなかった。積極的なプレーはできた」。ピッチのあちこちに顔を出し、360度自在にパスを操ってリズムも作った。22歳は落ち着き払っていた。

 代表戦で初出場、初得点。中田英寿氏、遠藤保仁ら名手から引き継いだ「7」の系譜をしっかり守った。攻守に抜群の存在感を示しながら自身への賛辞はなかった。「勝てなくて残念…」。勝利への強い執着心もまた、彼が備える武器だ。(榊輝朗)

慶大生・武藤が初ゴール 「結果を出すのがプロ」
2014.9.10 00:12

後半、先制ゴールを決める日本代表の武藤)


 新顔FWの武藤が自身の代表初、さらには「アギーレ・ジャパン」の初ゴールを決めた。後半開始から出場して同6分、中央付近からドリブルで持ち出すと、相手1人のタックルにも崩れずに左足で蹴り込んだ。6万4千人の大歓声を浴びたが「決めちゃったんだなという思い。歓声も聞こえず、時が止まった感じだった」と破顔した。

 5日のウルグアイ戦で鮮烈な代表デビュー。後半、ピッチに立ち、終了間際にポスト直撃のミドルシュートで持ち味を出した。「惜しいのとゴールでは全然違う」と悔しさをあらわにした。

 プロ1年目の慶大4年生。指揮官に最高のアピールとなる初ゴールまで決め、「与えられた舞台でコンスタンスに結果を出すのがサッカー選手。大舞台で決められて自信につながる」と声を弾ませた。(吉原知也)


posted by エリコ at 09:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー日本代表
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