2014年09月10日

アギーレ監督、見極めた“代表失格”「次の招集リストで分かる」、主将としてプレーした本田、若手の活躍に「まだ意識していない」キャプテン本田 アギーレ監督絶大な信頼

2014年9月10日 07:10 (サンケイスポーツ)
アギーレ監督、見極めた“代表失格”「次の招集リストで分かる」


キリンチャレンジ杯(9日、日本2−2ベネズエラ、日産スタジアム)豪快に笑い飛ばしたようで、その目は冷え切っていた。初陣のウルグアイ戦に続き、就任後2試合目も凡ミスから2点を献上。「またゴールをプレゼントしましたね」との厳しい質問に、アギーレ監督は「エ〜ッヘヘ」とわざとらしく声を張り上げた。

 「ミスの一番の責任者は私です。親善試合のミスを喜びたい。(来年1月の)アジア杯では起らないことを願う」

 失点につながるミスを犯したDF水本、GK川島の名を挙げることは避けたが、額面通りのコメントではない。9月から6試合続く親善試合はアジア杯に向けた選手選考を兼ねる。10月のジャマイカ戦、ブラジル戦に向けて「次の招集リストをごらんになれば誰が良くて、良くなかったか分かると思う」と、今回の2試合で“代表失格”の烙印(らくいん)を押した選手がいることをほのめかした。

 試合中は落ち込むチームに拍手を送り、鼓舞し続けた。後半13分にPKを献上した水本がベンチに近寄ると、ほおをたたいて闘魂注入。同26分に川島が簡単なシュートをファンブルした場面では、首を振ってベンチに座り込んだが1分後に飛び出して指示を出した。その一方で、ウルグアイ戦でミスから失点を許したDF坂井、DF酒井宏には一度もアップを命じることはなかった。

 前半は相手のプレスが激しいと見るや、後半はロングボール主体の攻撃に切り替えた。途中起用したFW武藤がカウンターからゴールを決めるなど采配的中。「これからまだまだ仕事しないといけない」。アギーレ流のチーム作りは始まったばかりだ。

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2014年9月10日 02:26 (SOCCER KING)
主将としてプレーした本田、若手の活躍に「まだ意識していない」

キリンチャレンジカップ2014が9日に行われ、日本代表とベネズエラ代表が対戦。アギーレ体制下で代表初招集となった武藤嘉紀が初ゴール、柴崎岳も日本代表初得点を決めたが、ウルグアイ戦に続きミスからの2失点で、2−2の引き分けに終わった。

 試合後、フル出場した本田圭佑は引き分けという結果について「いくつかの要素が重なって自分たちのミスもありました。でも、ネガティブになる必要はないのかなと思います」とコメント。さらに「収穫もあったと思いますし、特にそっちの方をクローズアップして新体制を進めていく、良い形で自信を持って進めていくことが今、必要なことだと思います」と語り、前向きに捉えていくことが重要だとの考えを示した。

 また、自身のプレーについては「結果という形でチームに貢献したかったですから、それがこの2試合では果たせなかった悔しさがあります」と、納得できなかったことを明かした。しかし、キャプテンを務めたことに関しては「役目を果たせたか分からないですが、今までと違った形でチームには関われたかなと思います」と述べた。

2014年9月9日 07:10 (日刊スポーツ)
キャプテン本田 アギーレ監督絶大な信頼

アギーレジャパンが「キャプテン本田」で初勝利を目指す。ハビエル・アギーレ監督(55)の就任2戦目となる今日9日の親善試合ベネズエラ戦(横浜国際)もFW本田圭佑(28=ACミラン)が初陣のウルグアイ戦(5日、札幌ドーム)に続きキャプテンマークを巻くことになった。8日の公式会見で同監督が明らかにした。主将継続に難色を示していたエースが名実ともにチームの顔として、絶大なる信頼を寄せてくれる指揮官に初勝利を贈る。

本田が再びキャプテンマークを巻く。名実ともにチームを背負う存在として、就任2戦目のアギーレ監督に勝利を届けるため先頭に立つ。雨の横浜で行われた公式練習ではいつも通り、のっしのっしとゆっくりピッチに現れた。公開された15分の冒頭部分では集中力を高めるように静かにパス交換などを行った。

新体制初戦となった5日のウルグアイ戦でも主将を務めた。ブラジルW杯まで重責を担ったMF長谷部がけがで離脱し不在だったが、今後の進むべき道を示す初戦で指揮官から指名を受けた。しかし、敗戦後の取材エリアでは「面倒というか(主将の)義務も発生する。割と僕は自由にいきたいし、パッション(情熱)を大事にしたい。長谷部さんみたいな振る舞いはできないんでね」とやんわり“拒否”。重いキャプテンマークが宙に浮いたかに見えたが、指揮官には一切のブレはなかった。

アギーレ監督は公式練習後の会見で主将について聞かれると「明日の試合でもキャプテンは本田です」と即答。さらに「素晴らしい経験を持っていて、チームでの影響力と人格を持っている。7〜8年間、世界の高いレベルでプレーして、世界中で日本の基準となっている」と理由を説明した。

続投に難色を示していたが、経験はある。石川・星稜高時代に務めて全国選手権で県勢初の4強入り。オランダVVVでも08−09年度途中から外国人主将として2部優勝での昇格を成し遂げ、2部MVPにも輝いている。2度とも主将で何かを成し遂げた実績を持つ。話術も巧みで、思いを口に出して伝えるすべも持つ。10代のころから将来の移籍に備え、少しずつではあるがスペイン語も勉強している。指揮官との意思疎通も今後進んでいくとみられる。何より、大きなことを言うだけではなく、プレーとともに大きな責任を負う立場であり、そういう年齢にいる。

取材エリアで「明日もキャプテンだが」と聞くと「何も聞いていない」とだけ答えた。試合前日に言葉を発したのは極めて異例。キャプテンの5文字に反応し口を開いたことが、何よりの意思表示。本田主将が勝利を運ぶ。【八反誠】

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ミス連発で痛恨のドロー

ミス連発で痛恨のドロー2014.9.10 00:43 (1/2ページ)[サッカー日本代表]
後半、シュートをファンブルし失点。頭を抱える日本代表の川島=9日、日産スタジアム

 ミスから2失点を喫したウルグアイ戦の反省はまったく生かされなかった。先制したベネズエラ戦でもミスが失点に直結して痛恨のドロー。アギーレ監督は「ミスを見逃してもらえず運がなかった」と皮肉混じりに試合を振り返った。

 2−1の後半26分、相手の放ったミドルシュートがGK川島の正面を突く。何でもないように見えたが、ファンブルしたボールはゴールラインを越えた。1−0の後半13分の失点も、水本が自分のミスで失ったボールを奪い返しにいった際に犯した反則によるPKだった。

 川島は「そんなに強いボールではなくて完全なミス。若い選手が得点を取ってくれたのに、自分が足を引っ張ってしまい申し訳ない」。水本も「自分のミスを取り返そうとしてPKを与えてしまった」と責任を痛感する。

失点シーンだけではない。前半を中心に自陣で不用意にボールを失ってから何度も決定機を作られ、吉田も「受け入れがたい引き分け。ミスが重なっているし、失点の仕方がよくない。不満というか、戦えたという感覚がない」と吐き捨てた。

 ミスの連発はアギーレ体制が発足したばかりという点と無関係の問題だ。「アジア杯ではミスが起こらないことを祈っている」と苦笑いだったアギーレ監督。欧州ではすでに欧州選手権予選が始まっていることを考えると、ぞっとさせられる緊張感の欠如が気になった。(奥山次郎)

問われる選手の柔軟性と個の判断 清雲栄純氏2014.9.10 00:49

後半、先制ゴールにつながるドリブル突破をする日本代表の武藤

 アギーレ監督は(来年1月の)アジア・カップに向け、選手個々をチェックをしている段階だ。選手は自分の長所を印象づける必要がある。新しいメンバーの中では武藤がドリブルからフィニッシュまで、いいものを持っているのがみられた。長友、岡崎、本田も安定したレベルにある。

 だが、長友以外の最終ラインは不安定だった。中盤の柴崎、細貝も前半からもう少し、攻守に躍動できないと厳しい。もう少しアピールしてもらいたい。

 アギーレの戦術は選手のフレキシビリティー(柔軟性)、個の判断がものすごく問われる。約束事が多いわけではなく、個人の判断、決断を求める。「縦に速く」というメッセージはあるが、素早くいけないときは中盤を使うことも必要だ。ベネズエラ戦では前が準備できていないのに、縦にけってしまうところがあった。中盤もダイナミックに前を追い越し、出ていかない選手は使わないはずだ。武藤のような選手をまだまだ発掘していかなければならないだろう。

 発足2試合で勝てなかったのは大きな問題ではない。コーチや監督に追い詰められた感覚はなく、より目指すサッカーにあった選手をJリーグや海外で探す行脚が始まるのではないか。(J2千葉取締役、法政大学教授)

攻守に抜群の存在感 柴崎が初得点2014.9.10 00:30

後半、勝ち越しゴールを決める柴崎=日産スタジアム

 絶妙の間合いで走り込んだ。後半22分、柴崎が岡崎からの折り返しを右足で合わせ2点目を奪った。「いいボールで合わせるだけだった」と涼しい顔。ベネズエラ守備陣が横一線になった隙を突き、鮮やかに敵のマークを出し抜いてみせた。

 機動力−。この得点の裏側で、自身の強みを存分に発揮した。自陣深くで拾ったこぼれ球を武藤と2度交換、約70メートル走ってシュートした。加速した選手がいきなり眼前に現れてはDFもお手上げになる。J1鹿島でも披露する走力をみせた。

 早くから期待された才能も、代表との縁は薄くこの日がデビュー戦だった。「緊張することはなかった。積極的なプレーはできた」。ピッチのあちこちに顔を出し、360度自在にパスを操ってリズムも作った。22歳は落ち着き払っていた。

 代表戦で初出場、初得点。中田英寿氏、遠藤保仁ら名手から引き継いだ「7」の系譜をしっかり守った。攻守に抜群の存在感を示しながら自身への賛辞はなかった。「勝てなくて残念…」。勝利への強い執着心もまた、彼が備える武器だ。(榊輝朗)

慶大生・武藤が初ゴール 「結果を出すのがプロ」
2014.9.10 00:12

後半、先制ゴールを決める日本代表の武藤)


 新顔FWの武藤が自身の代表初、さらには「アギーレ・ジャパン」の初ゴールを決めた。後半開始から出場して同6分、中央付近からドリブルで持ち出すと、相手1人のタックルにも崩れずに左足で蹴り込んだ。6万4千人の大歓声を浴びたが「決めちゃったんだなという思い。歓声も聞こえず、時が止まった感じだった」と破顔した。

 5日のウルグアイ戦で鮮烈な代表デビュー。後半、ピッチに立ち、終了間際にポスト直撃のミドルシュートで持ち味を出した。「惜しいのとゴールでは全然違う」と悔しさをあらわにした。

 プロ1年目の慶大4年生。指揮官に最高のアピールとなる初ゴールまで決め、「与えられた舞台でコンスタンスに結果を出すのがサッカー選手。大舞台で決められて自信につながる」と声を弾ませた。(吉原知也)
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2014年09月05日

アギーレJ、初陣はウルグアイに完封負け…守備のミスから2失点

アギーレJ、初陣はウルグアイに完封負け…守備のミスから2失点
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140905-00229098-soccerk-socc
SOCCER KING 9月5日(金)21時18分配信


キリンチャレンジカップ2014が5日に行われ、日本代表とウルグアイ代表が対戦した。

 ブラジル・ワールドカップを終え、アルベルト・ザッケローニ前監督が退任した日本代表はハビエル・アギーレ新体制が始動し、ホームで初陣を迎えた。アギーレ監督が明言していたとおりシステムは4−3−3となり、GK川島永嗣、DFは左から長友佑都、坂井達弥、吉田麻也、酒井宏樹。中盤はアンカーに森重真人が入り、細貝萌、田中順也で構成し、前線は左から岡崎慎司、皆川佑介、本田圭佑が並んだ。坂井と皆川は代表初選出で初先発となり、ゲームキャプテンは本田が務めることになった。

 一方のウルグアイはエディンソン・カバーニやディエゴ・ゴディン、フェルナンド・ムスレラ、クリスティアン・ロドリゲスといったワールドカップ出場組が先発に名を連ねた。

 日本は序盤、両サイドやワントップの皆川を起点とした攻撃で機をうかがう。ウルグアイは14分、左サイド深い位置でFKを得ると、ニコラス・ロデイロの送ったボールにフリーで飛び込んだC・ロドリゲスが頭で合わせたが、枠の上へ外れた。

 日本も3分後、左サイドの岡崎が仕掛けから1人をかわすと、クロスボールに皆川がこちらもフリーでヘディングシュートを放ったが、クロスバーを越えた。

 迎えた34分、日本はバックパスを受けた坂井のトラップが大きくなったところをカバーニに奪われ、ロデイロ、ディエゴ・ロランとパスがつながり、最後はペナルティエリア内中央でボールを受けたカバーニにネットを揺らされ、先制点を許す。

 前半は効果的な攻撃の形を作れなかった日本。選手交代は両チームなく後半に入る。49分に日本はゴール正面で本田が倒されてFKを獲得すると、自身で直接狙ったが、壁に直撃した。

 攻め手の作れない日本は58分、皆川に代えて同じく代表初招集の武藤嘉紀がピッチへ。岡崎がワントップ、武藤が左サイドに入った。ウルグアイも先制点のカバーニに代えてクリスティアン・ストゥアニが投入される。62分、日本は田中が強烈なミドルシュートをゴール正面から打つが、GKムスレラの正面をついた。2分後にウルグアイもミドルレンジからC・ロドリゲスが左足を振り抜いたが、枠を捉えられない。

 ウルグアイは65分に2枚目の交代カードを切り、ロランを下げてアベル・エルナンデスが入る。71分、ウルグアイは右サイドからクロスを送ると、ファーサイドの酒井がヘディングでのクリアを中央へ返してしまう。C・ロドリゲスの左足ボレーシュートはGK川島が防いだが、こぼれ球をA・エルナンデスが押し込んで追加点を獲得する。

 岡崎と本田が2トップを組む、4−4−2に移行していた日本は76分に田中を下げて左サイドに柿谷曜一朗を投入する。終盤の88分、武藤の左足ミドルシュートがゴールを襲うが、左ポストを直撃し、得点ならず。試合はそのまま終了し、ウルグアイが2−0で勝利した。

 日本は9日にベネズエラと対戦する。

【スコア】
日本代表 0−2 ウルグアイ代表

【得点者】
0−1 34分 エディンソン・カバーニ(ウルグアイ)
0−2 71分 アベル・エルナンデス(ウルグアイ)
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SOCCER KING

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アギーレ監督が男の約束「失望させない」

2014年9月5日 07:28 (日刊スポーツ)

アギーレ監督が男の約束「失望させない」



試しながら勝つのがアギーレ流だ! 日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)が4日、初陣となる親善試合ウルグアイ戦(5日、札幌ド)の公式会見に出席。ウルグアイ戦と9日のベネズエラ戦(横浜国際)で22人全員の選手を起用する意向を示しながら、「試しながら勝つのが代表監督の、私の仕事。失望はさせない」と力強く宣言した。試しながら勝つという難しい仕事を、代表監督として経験が豊富な「中米の名将」が就任初戦で体現する。

経験豊富なアギーレ監督が、言葉の端々に余裕と自信を感じさせた。強豪ウルグアイが相手でも、勝利への期待が高まる中「良いプレーをして勝つことを常に目指していきたい。準備期間は短いが、関係なく勝ちにいきたい。初戦のイメージは大事。失望させることはない」と言い切った。

初戦必勝を求めるなら、現時点でのベストメンバーを起用することが得策。だが、新監督は「これがベストという選手の上位11人を拾っていくわけではない。今回の2試合で、できるだけ多く、できれば22人を見たい」。ウルグアイ戦、ベネズエラ戦で幅広い選手起用の方針を明かした。

前任者のザッケローニ監督は代表監督が初体験だったためか、準備期間の短さを常に口にした。「最善を尽くす」とは言うものの勝利を約束することもなかった。ただ、アギーレ監督は「選手を試しながら勝利を求めて戦わなければいけないのが、世界の代表監督の仕事であり、私の仕事である」とキッパリ。メキシコ代表監督として2度、W杯に出場した豊富な経験に基づく自信を漂わせた。

選手には「豊富に走り、良いプレーをして勝つ」ことを要求。「フェアプレーを重視するが、それは戦わないという意味ではない。全てのボールに強くいく。ウルグアイに敬意を表するが、恐れることはない」。日本に足りないとされる球際の激しさにもこだわる。

先発メンバー、主将は試合前のホテルでのミーティングで発表する意向。「ウルグアイは強いが、(日本が)走らない、戦わない、競争しないという言い訳はできない。(サポーターも)良いプレーをいくつかして勝つことができれば喜んで帰れると思う」。試して勝つというアギーレ流で、新生日本代表の戦いがスタートする。【菅家大輔】

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2014年09月01日

日本代表初選出DF坂井、抜擢理由は“左利きCB”の希少性…4年後見据えた選考

2014年8月29日 11:25 (SOCCER KING)
日本代表初選出DF坂井、抜擢理由は“左利きCB”の希少性…4年後見据えた選考

28日にハビエル・アギーレが発表した日本代表23人メンバーで、一際目を引いたのはサガン鳥栖所属のDF坂井達弥だった。


 プロ2年目となる今季のJリーグ出場は、負傷もあってわずか4試合。昨季も14試合の出場に留まった。経験のない坂井がアギーレに抜擢されたのは、183センチの左利きという希少性が評価されたからに他ならない。左利きのセンターバックといえば、トルシエジャパンの中核を担った中田浩二が思い浮かぶが、それも10年以上前のこと。近年の日本代表には見られないパーソナリティーといえる。


 左センターバックには左利き。これはポゼッションチームの理想ではある。もちろん、「相手よりボールを持つ、相手より攻撃を仕掛ける」と語るアギーレのチームにとっても例外ではない。


 その理由は第一に、左センターバックに左利きが入ると、相手FWのプレスからボールを隠しやすい。逆に右足にボールを置くと、相手FWにボールをさらす格好になり、安定したボールキープが難しくなる。また、現代サッカーでは、ボランチが相手のマークを受けたとき、センターバックがドリブルで中盤へ持ち運んで解決するケースも珍しくないが、このようなプレーも左サイドでは左利きのほうがやりやすい。


 ザックジャパンでこのポジションを務めた今野泰幸は右利きながら、左足を使うこともでき、素晴らしい適応性を見せていた。しかし、気になるのはブラジル・ワールドカップ、ギリシャ戦後に彼自身が反省したコメントだ。


「オカちゃん(岡崎慎司)、(本田)圭佑、サコ(大迫勇也)とか(長友)佑都を見ることはできていたけど、(大久保)嘉人のところがすごく空いていたというのを試合中に言われて、そこをなかなか使えなかった。そこが見えていたら、もっと展開が変わったと思うし、嘉人も活きたと思う。悔いが残りますよね」


「嘉人のところ」というのは、右サイドハーフの大久保が中央へ寄り、相手ディフェンスラインとボランチの間でフリーになっていた箇所のことだ。今野はこの試合、山口蛍に続くチーム2位となる78回のパスを出し、明らかな起点になっていた。全体が左サイドへ寄った状況で、この逆サイド側の大久保のところに今野から対角線をつなぐようにビュッとパスが通れば、相手にとって非常につかまえづらい、一段レベルが上のパスワークになっていたのは間違いない。


 左足を“使える”レベルと、“純正”左利きのレベルは違う。もともと右利きの選手が左足でボールを持つと、どうしても足元が気になって視野が狭くなりがちであるし、また、純正の左利きならばインサイドキックのような体勢から、とっさに足首を返してインステップキックに切り替え、角度を変えた対角線にボールを蹴るなど、より柔軟なテクニックを発揮しやすい。たとえばドイツ代表のマッツ・フンメルスは、右利きでもそれくらいの左足の技術を備えた世界的にも稀有なセンターバック。さすがに、今野はそのレベルではなかった。


 そして今回選ばれたのが、183センチの左利きセンターバックである坂井だ。左足を使えるDFを選ぶことは充分に予想していたが、正直、ここまで実績を度外視し、“純正の”左利きにこだわった抜てきをするとは思わなかった。なぜなら、来年1月のアジアカップまで、もう半年も残されていないからだ。もちろん、これで坂井に椅子が用意されたわけではない。伸びしろが評価された選手が成長しなければ、当然、次の招集リストからは名前が消える。


 しかし、これほど長期的な視点で明らかな育成枠を設けたこと。この選考には大きな意味がある。「ロシアで誇りを持って戦えるように」と語るアギーレのコメントに偽りはない。


文=清水英斗

アギーレ・ジャパンのメンバー23人は以下の通り。

 ▼GK 川島永嗣(スタンダール)、西川周作(浦和)、林彰洋(鳥栖)

 ▼DF 水本裕貴(広島)、長友佑都(インテル・ミラノ)、森重真人(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン)、酒井宏樹(ハノーバー)、坂井達弥(鳥栖)、酒井高徳(シュツットガルト)、松原健(新潟)

 ▼MF 長谷部誠(フランクフルト)、細貝萌(ヘルタ)、田中順也(スポルティング)、森岡亮太(神戸)、扇原貴宏(C大阪)、柴崎岳(鹿島)、

 ▼FW 岡崎慎司(マインツ)、本田圭佑(ACミラン)、柿谷曜一朗(バーゼル)、大迫勇也(ケルン)、皆川佑介(広島)、武藤嘉紀(FC東京)
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2014年08月29日

「ゼロから始まる新しいプロジェクト」 サッカー日本代表・・アギーレジャパン初陣に本田、長友ら…初選出はF東京・武藤ら5人

「ゼロから始まる新しいプロジェクト」 サッカー日本代表
産経新聞 8月29日(金)7時55分配信


初選出は5人だが、過去に候補合宿などに呼ばれた林と柴崎は代表キャップ0。水本は5、田中と扇原も1と、国際Aマッチ出場5試合以下の選手が10人というフレッシュな顔ぶれ。最初のミーティングで、選手に「ゼロから始まる新しいプロジェクト」と伝えるというアギーレ監督らしい初選考となった。

 「若手、ベテラン、初招集、Jリーグ、海外の区別はしない。私とスタッフが見て意見交換をした結果、質の高い23人ということ」。先入観を排除し能力を評価。実績にとらわれず“旬”の選手にこだわった。

 ブラジルW杯でも主力だった香川、将来性の高い原口を故障で呼べなくなるアクシデントはあったが、代わりに招集した皆川と武藤は伸び盛りのアタッカー。意外に思える選出は、他のJリーガーを刺激する効果も期待できる。

 海外組については、試合感覚を重視してクラブでの定位置確保を優先させる考えもあるが、厳しい立場にある本田らも招集。就任時に「選手はプロ。長旅は障害にならない」と述べた通り特別な配慮はない。

 「代表の一員であることや日本に対する誇りを感じなければいけない。私は、ボールを持っていないときに何をしているかを見ている。走らない選手は代表に呼ばない」

 重要な選考基準に「闘争心」と「献身的なプレー」を挙げるアギーレ監督率いる代表は、いよいよ船出する。(奥山次郎)
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アギーレジャパン初陣に本田、長友ら…初選出はF東京・武藤ら5人


日本サッカー協会は28日、ハビエル・アギーレ監督(55)の初陣となる9月5日のキリンチャレンジ杯・ウルグアイ戦(札幌)、同9日のベネズエラ戦(日産スタ)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。

 初招集は現役慶大生のFW武藤嘉紀(FC東京)、FW皆川佑介(広島)、MF森岡亮太(神戸)、DF松原健(新潟)、DF坂井達弥(鳥栖)の5人。

 欧州組ではFW本田圭佑(ACミラン)らが順当に選ばれたほか、MF田中順也(スポルティング)が名を連ねた。

 26日の試合で脳しんとうを起こしたFW香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)は外れた。その他、ブラジルW杯メンバーではFW大久保嘉人(川崎)、MF遠藤保仁(G大阪)、DF今野泰幸(G大阪)、GK権田修一(FC東京)らが外れた。けがを抱えるDF内田篤人(シャルケ)、MF山口蛍(C大阪)も招集を見送られた。
アギーレ・ジャパンのメンバー23人は以下の通り。

 ▼GK 川島永嗣(スタンダール)、西川周作(浦和)、林彰洋(鳥栖)

 ▼DF 水本裕貴(広島)、長友佑都(インテル・ミラノ)、森重真人(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン)、酒井宏樹(ハノーバー)、坂井達弥(鳥栖)、酒井高徳(シュツットガルト)、松原健(新潟)

 ▼MF 長谷部誠(フランクフルト)、細貝萌(ヘルタ)、田中順也(スポルティング)、森岡亮太(神戸)、扇原貴宏(C大阪)、柴崎岳(鹿島)、

 ▼FW 岡崎慎司(マインツ)、本田圭佑(ACミラン)、柿谷曜一朗(バーゼル)、大迫勇也(ケルン)、皆川佑介(広島)、武藤嘉紀(FC東京)

香川を気遣うアギーレ監督「彼は通用すると思う」

 日本サッカー協会は28日、9月5日のキリンチャレンジ杯・ウルグアイ戦(札幌)、同9日のベネズエラ戦(日産スタ)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。

 所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)で26日の試合中に脳振とうを起こした香川はメンバーから外れた。アギーレ監督は「最初のリストには入っていた」と、招集するつもりだったことを明かした。

 クラブで出番が少なく、古巣のドルトムント(ドイツ)やスペインへの移籍のうわさが絶えない。指揮官は「スペインリーグはイングランドのリーグとは少し違う。(香川)真司がプレーできるビッグクラブはどちらの国にもある。彼は通用すると思う」と気遣った。(共同)
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2014年08月25日

香川出す選択肢なし 監督「私の希望と哲学を満足させなかった」サッカー・イングランド・プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

香川出す選択肢なし 監督「私の希望と哲学を満足させなかった」
2014.8.25 11:06 [サッカー海外日本人]

 香川は開幕2試合目もピッチに立てなかった。開幕前の強化試合では守備的MFでも試されたが、後半途中からそのポジションで出たのは19歳のヤヌザイだった。ファンハール監督は香川を選ばなかった理由について、「米国(での強化試合)で試したが、私の希望と哲学を満足させなかった」と説明した。

 香川が得意のトップ下ではマタがゴールを挙げており、定位置を奪うのは容易ではない。移籍期限が迫る中で去就に関する報道も絶えず、残留しても当面は厳しい時間が続きそうだ。(共同)

★★★

メッシは飛車が成った「龍」の動き? サッカーと将棋の恐るべき共通点!
2014.8.23 18:00[スポーツ異聞]

3人の敵に囲まれても、自在にボールを操るアルゼンチンのメッシ。将棋にたとえるなら、飛車が成った「龍」の動きのようだ
 「メッシの動きは、将棋にたとえるなら飛車が成った龍。ドイツ代表のGKノイアーは変幻自在の動きをする王将」。1チーム11人のサッカーと各20枚の駒から成る将棋の共通点を探る動きが盛んである。サッカーのフォーメーションが将棋の陣形に似ていることに最初に気づいたのは誰かは不明だが、試合や対局における「局面を打開する」という点でも相通じる境地がうかがえる。サッカーのスキルを上げたい人は、まずは将棋を学ぶことが近道!?

将棋のご当地ならでは
 サッカー・フリークと将棋愛好家。ファンの年齢層やその観戦法からしても、両者はどこか相いれない雰囲気が漂う。しかし、実はどちらも論理的思考を好み、試合(対局)後の「感想戦」では評論家のごとく熱く語る人種という点で共通している。

 「将棋を知れば、サッカーはもっと面白くなる」。8月17日、山形県天童市で将棋とサッカーの興味深いコラボイベントが開かれた。天童市は言わずと知れた将棋駒の有数の生産地。歴史に残る名勝負もこの地で開かれてきた。一方、サッカーJ2のモンテディオ山形は山形市に本拠を置くクラブチームである。お見合いではないが、両者の思いが機を熟してつながった格好だ。

 サッカーと将棋のユニークなコラボイベントは6月にも開かれた。今回はサッカーの元日本代表で、将棋連盟公認の「将棋親善大使」に任命されている波戸康広氏(横浜Mアンバサダー)を招いて、サッカーと将棋の奥深さを探ったという。

ベッカムも将棋に登場!?
 一方、趣味がサッカーというプロ棋士、野月浩貴七段はサッカー選手の動きやフォーメーションにヒントを得てきた異色のプロだ。元イングランド代表のベッカムのプレーから着想した戦法は、ベッカムのクロスに飛車や桂馬、持ち駒の歩を合わせ、ピンポイントでゴールを狙うというものだ。

 棋界きってのサッカー通で、将棋サッカー漫画「ナリキン!」の監修を務める野月氏によれば、棋士は何か違うものからひらめきを得ることが多く、例えばアメフトはサッカーよりも将棋に近いという。

 将棋の駒は放物線を描くことはないが、盤上を架空のボールが行き来する世界をイメージすると分かりやすい。相手の弱点を踏まえて、あらゆる手を尽くして敵を攻める。ピッチ(盤面)全体を見渡し、流れを読む「大局観」が勝負の鍵となる。蛇足ながら、美しい色ツヤを放つ将棋の盤は厚ければいいというわけではなく、指し手にとって適度な厚さがあるという。サッカー選手が得意とする「なじむ芝(ピッチ)」があるのと似ている。
3人の敵に囲まれても、自在にボールを操るアルゼンチンのメッシ。将棋にたとえるなら、飛車が成った「龍」の動きのようだ

深淵なる将棋ワールド

 「ピッチを細分化したうえで、選手の個性を見極め、先を読みながら戦術を組み立てていくサッカー監督の思考回路は、まるで棋士そのものと重なるではないか」。Jリーグの村井満チェアマンも、両者の共通点について自身のブログ「アディショナルタイム」に綴っている。

 英国発祥のフットボールと日本生まれの将棋には、まだまだ知られていない共通点が隠されているかもしれない。棋士が何千回、何万回と定石を指す中で、誰もが思いつかない「鬼手」を見いだしてきたように、歴史に名を残すストライカーたちも細かいパスを繰り返す中で堅守を崩そうと敵陣への突破を試みてきたのである。

 羽生善治棋聖(四冠)は将棋について「粘土みたいなもの」と折に触れて語る。持ち駒や陣形によって変幻自在に展開していく姿を粘土にたとえたのである。天才・羽生の名言はサッカーにもあてはまる。

 『将棋でサッカーが面白くなる本』(朝日新聞出版)の著者、将棋系サッカーライターのいしかわごう氏(アマチュア3段)によれば、日本代表の本田は飛車、香川は桂馬、長友は香車の動きだという。熱狂の渦に包まれたW杯ブラジル大会から1カ月余り。ピッチを盤面に置き換え、ストライカーの動きを将棋の駒にたとえると、名勝負を再び堪能できそうだ。
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2014年08月15日

W杯以上にサッカー人生を左右するシーズンに臨む香川真司

W杯以上にサッカー人生を左右するシーズンに臨む香川真司
2014.8.15 12:00 (1/2ページ)[サッカー海外日本人]

シーズン開幕前の大会でアピールを続けるマンチェスターUの香川(左)=2日、米ミシガン州アナーバー

 サッカー日本代表の香川真司が選手生活を大きく左右するシーズンを迎えようとしている。在籍するイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは16日のスウォンジー戦から新シーズンのリーグ戦をスタート。ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で輝きを放てなかったアタッカーは熾烈な定位置争いの渦中にあり、在籍3年目の今季も不本意な1年を送るようだと一気に存在感を失いかねない瀬戸際にいる。

   ◆    ◆     ◆

 巧みなトラップやターンに守備網を切り裂くドリブル、常にゴールを意識するアグレッシブな姿勢を高いレベルで兼ね備える香川が、日本サッカー界が生んだ最高傑作の1人であることは間違いない。それは世界中の選手がプレーするのを夢見る名門に在籍しているだけでも明らかだ。しかし、2012年に成し遂げた移籍を機に苦難の道が始まったのは皮肉でもある。

 デビューイヤーの12〜13年シーズンはリーグ戦出場20試合で6ゴールをマークしチームの優勝に貢献したが、故障による長期離脱も経験した。13〜14年シーズンは新たな指揮官となったモイズ監督の信頼を勝ち取れずにプレー時間が激減。自身はノーゴールに終わり、チームも7位に沈む屈辱のシーズンとなってしまった。

 クラブでの不振は「日本代表としてプレーするのが夢だった」という自身初のW杯にも影を落とした。試合感覚の欠如が心配されたブラジルW杯では、1次リーグ第2戦のギリシャ戦で無念の先発落ち。メンバー入りを逃した前回南アフリカW杯のリベンジを果たすどころか、日本が1次リーグで敗退した“戦犯”の1人にされてしまった。

   ◆     ◆     ◆

 「期待されたW杯で何も残せなかった悔しさはなかなか忘れることができない。ここから乗り越えるのが自分のチャレンジになる。次もあるので切り替えて、この悔しさを4年後のW杯やチームで晴らすしかない」

 闘志を新たに臨む14〜15年シーズンも決して平坦ではない。新指揮官にブラジルW杯でオランダを3位に導いたファンハール監督を迎え、信頼を勝ち取るための戦いはすでに始まっている。本職である攻撃的中盤のライバルは、スペイン代表のマタや新加入のエレーラなど多士済々。プレシーズンマッチではボランチの適性も試されている。

 新シーズン開幕を目前に控えたこの時期に移籍が取り沙汰されるのは立場の不安定さを物語る一方、他クラブに力を必要とされていることも示している。世界最高峰のクラブに在籍するだけで得るものは大きく、確かな足跡を残したいという本人の思いも強いだろう。しかし、25歳とこれからプレーヤーとしての全盛期を迎えることを考えると、プレー時間を確保できるクラブで再起を期すのも一考だ。

    ◆    ◆    ◆

 W杯を中心に回っている日本サッカー界にとっては、日本代表での香川に注目が集まりがちだ。11日には新指揮官のアギーレ監督も来日し、9月には新体制で初の国際試合が行われるなど4年後のロシアW杯に向けて本格的に動き出してもいる。しかし、日本が世界に誇る宝が輝きを取り戻せるかがかかってくるクラブでの今シーズンは、W杯以上にサッカー人生を左右する1年となる
タグ:香川真司
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2014年08月13日

アギーレJ初陣 本田&香川招集見送りも…クラブでの立場考慮

アギーレJ初陣 本田&香川招集見送りも…クラブでの立場考慮
スポニチアネックス 8月13日(水)5時36分配信

就任会見では公式戦優先を明言した日本代表のアギーレ新監督

 アギーレジャパンの初陣は一部の欧州組の招集が見送られる可能性が浮上した。11日に来日した日本代表のハビエル・アギーレ新監督(55)は9月5日の親善試合ウルグアイ戦(札幌ド)、同9日のベネズエラ戦(日産ス)に向けて、選手のスカウティングに精力的な姿勢を示しているが、親善試合の直前にリーグが開幕する本田圭佑(28=ACミラン)らの招集には慎重な姿勢であることが判明。ナビスコ杯組の招集を見合わせるプランもあり、新生ジャパンはフレッシュな顔ぶれが多くなる見通しだ。

【写真】チバスとの親善試合で今季初アシストをマークしたACミラン・本田

 日本サッカー協会関係者によると、W杯ブラジル大会の1次リーグ敗退を受けて、A代表のあり方が見直されているという。アギーレ監督が前日の就任会見で「公式戦を一番に考えている。公式戦と親善試合なら公式戦を優先させたい」と明言したように、メンバーをほぼ固定してきたザックジャパンの時とは方向転換。選手の状況や試合意義に応じて招集していくことになりそうだ。

 その第1弾が初陣となるウルグアイ戦だ。指揮官は16日のJリーグ視察を皮切りに、欧州組の情報収集にも積極姿勢を示しているが、28日予定のメンバー発表まで残された時間は少ない。原専務理事や技術委員会の推薦を受けながら選ぶことが濃厚だが、欧州組の招集には協会内部が慎重になっているという。

 理由は欧州の各リーグが開幕直後であることに加え、所属クラブでの立ち位置が微妙な選手がいるためだ。インザーギ新監督となったACミランの本田はポジション確保へ向けてアピールを続けている最中。マンチェスターUの香川も同様で、ファンハール新監督の下ではトップ下の3番手。プレミアリーグは14日に開幕し、セリエAは30日に新シーズンを迎える。ウルグアイ戦とベネズエラ戦は国際Aマッチデーのため日本協会に選手の拘束力があるが、レギュラーが微妙な選手を招集することはクラブでの定位置獲りの障害となりかねない。日本と欧州の往復はコンディション調整が難しく、香川は昨年9月の開幕直後、代表戦から戻って体調を崩して直後の試合でベンチ外になっている。出場機会が減れば代表にも影響を及ぼすため、今回は招集見送りも検討されている。

 4年後のW杯ロシア大会で上位に進出するには、欧州組のさらなるレベルアップも不可欠。有事に備えて本田や香川も含めたW杯ブラジル大会の主力に招集レターを出す可能性は高いが、実際に招集される欧州組は少数になりそうだ。

 重要なのは目先の利益よりも4年後の成果だ。国内組では、ナビスコ杯準々決勝(9月3、7日)に臨むチームからの招集を見送るプランもある。フレッシュなメンバーが増えれば、指揮官の「競い合うチームをつくりたい」という思惑とも一致する。初陣がどういう顔ぶれとなるか注目だ。
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2014年07月30日

香川、マンU“リストラ”候補に! 古巣ドルトムント復帰が浮上

香川、マンU“リストラ”候補に! 古巣ドルトムント復帰が浮上
2014.7.30 08:25 [サッカー海外日本人]

 イングランドプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(25)が、今夏の放出候補に入ったと29日付英紙が一斉に報じた。ルイス・ファンハール新監督(62)が余剰戦力の“大量リストラ”を決断。移籍先として古巣のドルトムント(ドイツ)が浮上した。香川は日本時間30日朝、プレシーズン大会「インターナショナル・チャンピオンズ杯」でDF長友佑都(27)が所属するインテル・ミラノ(イタリア)と米ワシントンで対戦する。(サンケイスポーツ)

 一斉報道が英国をにぎわした。「10番(トップ下)が多すぎる」というファンハール新監督が攻撃的MFの人員整理を決断。プレシーズン2試合で力を発揮できていなかった香川を今季構想から外したとの見方を、インディペンデント紙などが伝えた。

 関係者によると、欧州チャンピオンズリーグの出場権を逃した今季は試合数が少ないことで、35人から23人程度まで選手数を減らす意向という。残留し、定位置奪取に挑むことを決断していた香川だが、合流後は慣れないボランチ起用が続く。争いの土俵にも上がれないなら、移籍を選ぶ可能性は高い。
28日付マンチェスター・イブニング・ニュース(電子版)は「ユナイテッドは、(ベルギー代表MF)フェライニと香川へのオファーを聞き入れる」と伝えた。フェライニはすでにセリエA・ナポリと交渉を開始。香川は、FWレバンドフスキが退団した古巣のドルトムントが移籍先の有力候補となる。

 日本時間30日には、DF長友佑都が所属するインテル・ミラノとの対戦が控える。香川は前日、控え組で練習しており途中出場が濃厚。Jリーグ時代を通じて初となる盟友との戦いが、未来への分岐点となりそうだ。
タグ:香川真司
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2014年07月28日

香川、不慣れボランチで躍動!「与えられたポジションでやりたい」〜マンCに5失点大敗と低調のミラン、伊メディアは本田にも厳しい評価


2014年7月28日 07:10 (サンケイスポーツ)
香川、不慣れボランチで躍動!「与えられたポジションでやりたい」

 サッカー・インターナショナル・チャンピオンズ杯第2日(26日、米コロラド州デンバーほか)マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)の日本代表MF香川真司(25)は、プレシーズン大会のローマ(イタリア)戦に後半開始からボランチで出場。3−2の勝利に貢献し、新生“アギレ・ジャパン”での活躍に決意を示した。インテル・ミラノ(イタリア)の同DF長友佑都(27)は、レアル・マドリード(スペイン)戦に後半32分から出場。試合は1−1からのPK戦で勝利した。

 不慣れな位置でも、5万4000人の観衆を沸かせた。3−0の後半開始、3−4−1−2布陣の左ボランチで登場したマンUの香川は、前線への縦パスや左足シュートでまずまずの存在感を放った。

 「監督が変わればすべてが変わるし、新鮮味がある。まだ慣れていない感じだけど、与えられたポジションでやりたい」

 19日のチーム合流から、本職のトップ下ではなくボランチだけで試されている。それでも前向きに取り組む姿勢を示した。

 日本代表のアギレ新監督がメキシコを率いていた2010年南アフリカW杯に、同監督の下で出場したFWエルナンデスから情報収集したという。「4年のスタートはもう始まっている。もう悔しい経験をしたくない」とロシアW杯に向け、“新生ジャパン”での活躍に決意を示した。

 次は29日のインテル戦。マンUのファンハール監督は「いいプレー、パスを見せてくれた」と香川に一定の評価を与えたが、今度はゴールなど明確な結果を出したいところだ。

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2014年7月28日 11:57 (SOCCER KING)
マンCに5失点大敗と低調のミラン、伊メディアは本田にも厳しい評価

 プレシーズンマッチ「インターナショナル・チャンピオンズカップ」のグループB第2試合が27日に行われ、日本代表MF本田圭佑のミランとマンチェスター・Cが対戦した。本田は右ウイングで先発出場し、終盤までプレー。ミランは1−5と大敗を喫し、0−3と敗れた24日のオリンピアコス戦に続いての惨敗となった。


 イタリアメディア『MilanNews.it』は、マンチェスター・C戦に出場したミランの各選手を採点。チーム最高評価を得た2選手、フランス人FWエムバイェ・ニアンとイタリア人MFブライアン・クリスタンテの採点も「6」と、大敗を喫した一戦ということもあって全体的に評価は伸びなかった。


 同メディアは本田に対して、チームで最も低い「4.5」をつけ、「不正確で、試合の流れに入ることは一度もなかった。サイドのポジションは彼のポジションではないが、もっと気持ちのこもったプレーが必要だ」と、厳しい評価を下している。また、5失点を喫したイタリア人GKミカエル・アガッツィも「4.5」と最低評価となっている。
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2014年07月25日

アギレ新監督「日本人のポテンシャルはこんなものじゃない」

アギレ新監督「日本人のポテンシャルはこんなものじゃない」
2014.7.25 08:30 [サッカー日本代表]

日本代表を指揮することが決まったアギレ氏。4年後のロシアW杯へ向け、チームの再建を託す

 日本サッカー協会は24日、日本代表の次期監督が元メキシコ代表監督のハビエル・アギレ氏(55)に正式決定したと発表した。8月中旬に来日して契約を結び、9月5日のキリンチャレンジ杯・ウルグアイ戦(札幌ド)が初采配となる。1次リーグ敗退に終わったブラジルW杯から1カ月。4年後のロシア大会へ、W杯で2度の16強進出という実績を持つ名将の下、日本が再出発する。(サンケイスポーツ)

 ついにアギレ・ジャパンが産声を上げた。日本協会の原博実専務理事(55)が東京・文京区の日本協会で会見し、アギレ氏の日本代表新監督就任を正式に発表した。

 原氏は、この日早朝に帰国。すでに仮契約を結んでいたが、本人との面談、理事会での承認を経て最終合意に至った。契約内容は非公表ながら、2018年ロシアW杯の指揮を前提にした延長オプション付きの2年契約で、推定年俸はザッケローニ前監督とほぼ同額の150万ユーロ(約2億1000万円)とみられる。

就労ビザを取得後の8月10日過ぎに来日予定で、初陣は9月5日のウルグアイ戦に決まった。単身赴任だった前監督と異なり、夫人のシルビア・カリオンさんを伴って日本を拠点に活動する。

 早速、頼もしい言葉を口にした。W杯で日本の戦いぶりを観戦したアギレ氏は原専務理事に「もっとできるはずだ。日本人の持つポテンシャルはこんなものじゃない。体は大きくないが技術のある選手が多い。W杯はちょっとしたことで、うまくいかなくなることもある。まだ強さや経験が足りない。私の経験を伝えたい」と伝えたという。

 10年南アフリカW杯では予選落ちが濃厚だった母国メキシコを浮上させ、本大会では2度目の16強入りに導いた。スペインリーグのサラゴサやエスパニョールでは堅守速攻をベースに、財政難のクラブを1部に残留させた。

 原専務理事は「厳しい状況から立て直す手腕は、今の日本にふさわしい。うまくいかない中でも踏ん張れる引き出しの多いチームに成長してほしい」と、攻撃的な“ザック流”に「勝負強さ」を加えられる指導者として期待を込めた
人物像については「ジェントルマンで気持ちの強い人」と説明。普段は温厚だが、運動量が少なければ主力も容赦なくメンバーから外す厳しい一面も持ち、スペインでは「鬼軍曹」とも呼ばれる直情型だ。地元記者によると、野球観戦など趣味が多彩で海外の文化に溶け込む柔軟性も持つという。

 日本代表監督に外国人が就任するのは7人目で、メキシコ人は初めて。代表の再建へ、名将が日本に降り立つ。(志田健)

■ハビエル・アギレという男(Javier Aguirre)

 ★生まれ 1958年12月1日生まれ、55歳。メキシコ市出身。両親はスペイン・バスク地方出身で愛称は「エル・バスコ(バスク人)」

 ★家族 夫人、3男

 ★現役時代 76年にクラブ・アメリカ(メキシコ)でプロデビュー。オサスナ(スペイン)などでDF、MFとして活躍し、メキシコ代表として母国開催の86年W杯に出場

 ★指導歴 2002年日韓W杯、10年南アW杯でメキシコ代表監督として16強進出。クラブではAマドリードなどを率い、エスパニョール(いずれもスペイン)監督を昨季限りで退任

 ★熱血型 Aマドリード在籍時にアギレ監督の指導を受けたウルグアイ代表FWフォルラン(C大阪)は、同氏のことを「(気性が)激しい部分もあるが、優れた人格」と評するなど“熱血漢”として知られる。試合中に相手選手を蹴って退場になったこともある

 ★多趣味 野球観戦、アメフット観戦、映画鑑賞、読書と多趣味。スペイン語と英語が堪能
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2014年07月23日

[クラブユース選手権U-18]サッカーライター・森田将義氏による“コイツは見て欲しい”注目11人+22



2014年7月22日 23:14 (ゲキサカ)

[クラブユース選手権U-18]サッカーライター・森田将義氏による“コイツは見て欲しい”注目11人+22

[クラブユース選手権U-18]サッカーライター・森田将義氏による“コイツは見て欲しい”注目11人+22
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 7月24日から「adidas CUP 2014 第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会)」が開催されます。今回は32チームの中から“コイツは見て欲しい”というお薦めの選手を厳選。当初はベスト11を選ぶつもりだったのですが、「アイツも良い、コイツも良い」と気付けば、各ポジション3人ずつ計33人もの選手を選んでしまいました・・・・・・。あくまで、筆者のお薦めであって、他にも素敵な選手はたくさんいます。自分だけのお気に入り選手を見つけるのも今大会の楽しみかもしれません(文・森田将義)。

GK増田将(ジュビロ磐田U-18)
「代表歴がある選手ではないが、この世代屈指の隠れた実力者だ。持ち味である身体を張った果敢な飛び出しは砦になるだけでなく、周囲に勇気も与えている。加えて、「良いプレーをする度に独り言を言っていたら調子が良くなり、段々とチームへの声が出るようになった」という“うるさすぎる”コーチングも見もの」
森田氏推薦注目GK:田口潤人(横浜F・マリノスユース)、林瑞輝(ガンバ大阪ユース)

DF水谷拓磨(清水エスパルスユース)
「攻守の切り替えの速さが目を惹くSB。1試合通して落ちない運動量でボールを引き出し、体幹の強さを活かした持ち上がりからの正確なキックで.攻撃を彩る。左右両SBだけでなく、ボランチやトップ下もハイレベルでこなせるユーティリティーさも魅力」
森田氏推薦注目右SB:安在達弥(東京ヴェルディユース)、石田崚真(ジュビロ磐田U-18)

DF板倉滉(川崎フロンターレU-18)
「184cmの長身を活かしたヘディングで川崎U-18の最終ラインを支えるCB。昨季はボランチを務めたように足下の技術も水準以上で、正確な展開力と持ち上がりで攻撃の口火を切る。今季は主将を務め、開幕前に行われたトップチームのキャンプにも参加した」
森田氏推薦注目CB:庄司朋乃也(セレッソ大阪U-18)、金城ジャスティン俊樹(JFAアカデミー福島U18)

DF高山和真(大宮アルディージャユース)
「決して大型ではないが、跳躍力の高さを活かしたヘディングで相手攻撃陣をシャットアウトするCB。守備面だけでも魅力のある選手だが、より目を惹くのは組み立て能力の高さ。正確な左足キックで前線へのクサビやロングフィードを展開し、攻撃の起点となる」
森田氏推薦注目CB:池田樹雷人(三菱養和SCユース)、町田浩樹(鹿島アントラーズユース)

DF山口真司(ヴィッセル神戸U-18)
「落ち着いた守備と精度の高い左足キックが持ち味の左SB。これまでは的確なポジション取りと冷静な判断を活かした相手に“抜かれない”1対1の対応が目立ったが、トップ昇格を見据え、相手との間合いを詰めた“ボールを奪う”守備を身につけようとしている」
森田氏推薦注目左SB:小林岩魚(ヴァンフォーレ甲府U-18)、高森大夢(JFAアカデミー福島U18)

MF中野雅臣(東京ヴェルディユース)
「左足での柔らかいテクニックが光るアタッカー。182cmという高身長を活かした迫力のあるドリブル突破でバイタルエリアに切り込み、チャンスを作るだけでなく、自らもゴールを奪うことが出来る。トップ下、ボランチに加え、FWとしてもプレー可能」
森田氏推薦注目攻撃的MF:小山亮樹(ベガルタ仙台ユース)、鈴木優磨(鹿島アントラーズユース)

MF姫野宥弥(大分トリニータU-18)
「気の利いたポジショニングと足腰の強さを活かしたボディーコンタクトで相手の攻撃を防ぐ小兵ボランチ。足下の技術や飛び出しのセンスも備えており、アタッカーとしてプレーする事も多い。トップ昇格もあり得る選手だけに、今大会の活躍で昇格を確実な物にしたいところ」
森田氏推薦注目守備的MF:三竿健斗(東京ヴェルディユース)、宮本航汰(清水エスパルスユース)

MF斎藤翔太(浦和レッズユース)
「痒い所に手が届く絶妙なパスで攻撃を組み立てるMF。本来は司令塔タイプの選手だが、受け手としての能力も備えており、トップ下から攻撃を牽引する。加えて、中盤ならどこでもこなす事ができ、昨季はボランチとして守備のセンスも披露した」
森田氏推薦注目守備的MF:手塚竣一朗(アルビレックス新潟U-18)、野中優之介(アビスパ福岡U-18)

MF蓮川雄大(FC東京U-18)
「昨年、ブレークスルーした素材感溢れるアタッカー。181cmという長身ながらも、際立つのはそのスピードと強さ。瞬時に最高速度までギアを上げ、2列目からドリブル突破と相手DFの背後へ飛び出しで相手守備陣を恐怖に貶める」
森田氏推薦注目攻撃的MF:仲村京雅(ジェフユナイテッド千葉U-18)、奥川雅也(京都サンガF.C.U-18)

FW平川元樹(コンサドーレ札幌U-18)
「高い身体能力を活かした突破とヘディングの強さが魅力のFW。「荒削りな選手。まだ試合ごとに波がある」(四方田修平監督)という原石だが、プレミアリーグEASTで得点王争いをするなど覚醒の予感が漂う。本人も『最近、ゴールへのイメージへPAに入る動きが良くなってきた」 と自信を掴んでおり、今大会が飛躍の場となるか注目だ」
森田氏推薦注目FW:川田拳登(大宮アルディージャユース)、鎌田啓義(アルビレックス新潟U-18)

FW高木彰人(ガンバ大阪ユース)
「見た目とプレーはかなりゴリゴリ系」と自認するように、体躯の強さを活かしたドリブル突破でゴールを奪うFW。プレミアWESTで得点王争いを牽引するなど現在、好調をキープする。悩みは『怖いイメージを持たれがちですが、一度話すとなぜかイジられキャラにされる。でも、イジられるのは苦手・・・・・・」ということ」
森田氏推薦FW:齋藤功佑(横浜FCユース)、米澤令衣(ヴィッセル神戸U-18)

[写真]左上から時計回りに東京Vユース・中野、神戸U-18・山口、川崎F U-18・板倉、札幌U-18・平川


執筆者紹介:森田将義(もりた・まさよし)
1985年、京都府生まれ。路頭に迷っていたころに放送作家事務所の社長に拾われ、10代の頃から在阪テレビ局で構成作家、リサーチとして活動を始める。その後、2年間のサラリーマン生活を経て、2012年から本格的にサッカーライターへと転向。主にジュニアから大学までの育成年代を取材する。ゲキサカの他、エル・ゴラッソ、サッカーダイジェストなどに寄稿している。
▼関連リンク
【特設ページ】第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

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ゴシア杯優勝のU−14 Jリーグ選抜を村井チェアマンがサプライズで出迎え- 最新ニュース|MSN トピックス
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2014年07月22日

アギレJ、初戦は9・5ウルグアイ!地元TV局報じる〜手倉森監督、八咫烏に誓う世界へリベンジ〜内田、開幕戦ピンチ!右膝負傷…最大4週間離脱

2014年7月22日 07:10 (サンケイスポーツ)
アギレJ、初戦は9・5ウルグアイ!地元TV局報じる

 ウルグアイのテレビ局テンフィールドが21日、サンケイスポーツ既報通りウルグアイ代表が9月5日に日本代表と国際親善試合を行うと伝えた。札幌ドームで行われる試合は、日本にとってブラジルW杯後の初戦。監督就任が決定的なアギレ氏が初采配を振るう可能性が高い。同9日にはベネズエラと横浜で対戦することも内定している。

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2014年7月22日 07:21 (日刊スポーツ)
手倉森監督、八咫烏に誓う世界へリベンジ

W杯ブラジル大会が幕を閉じ、16年リオデジャネイロ五輪へ動きだした。U−21(21歳以下)日本代表の手倉森誠監督(46)が、21日までに和歌山・那智勝浦町の熊野那智大社を参拝した。「リオ世代で世界へリベンジ」を掲げ、前回ロンドン大会の4位以上=メダル獲得を必勝祈願した。日本代表のエンブレムにもなっている八咫烏(やたがらす)を祭る神社で、2年後へのスタートを切った。

神頼み、ではなく決意表明が目的だった。帰京後、取材に応じた手倉森監督によると、熊野那智大社を参拝したのは今月14日。W杯決勝のドイツ−アルゼンチン戦を視察先の大阪でテレビ観戦し「興奮して寝られなくなり、そのままレンタカーに乗った」。あえて、奈良の秘境天川村など舗装されていない道を通った。これから歩む険しい道のりを感じながら、片道5時間かけてたどり着いた。

那智大社など「熊野三山」の守り神「八咫烏」と、日本サッカー協会のシンボルが同じ3本足のカラスという縁で、W杯初出場の98年から日本協会の参拝が始まった。ただ、いずれも訪れたのは関係者で「代表監督が直接来られた例はありません」(熊野三山協議会)。手倉森監督は「W杯が終わる日はリオへの戦いが始まる日。実際に足を運ぶことで、その1歩を踏み出したかった」と1人旅の理由を説明した。

那智の滝を背に467の石段を上がり、神前で「日本サッカーを世界の強豪国に」と誓った。W杯で韓国−ベルギー戦など3試合を見て思ったことだ。「世界基準が分かった。アジア勢は理想を追い、現実を突きつけられた。ほかの国も特有性を出す大会になるかと思ったら、どこも勝利優先。前回優勝のスペインを追うのではなく倒そうとしていた。その姿勢がアジアと世界の差になった」。

そして「リオ世代が今回の日本の結果を挽回しなければ。2年後の五輪までに今回の差を詰めないと、4年後のロシアW杯でまた苦しむ。世界相手に苦戦することを前提としたチーム作りが必要」と実感した。同時に、これまでU−21代表に伝えてきた「全員守備、全員攻撃」が世界の流れになった。「目指す方向は間違っていなかった」と確信した。

今後は8月に福岡で合宿し、9月の仁川アジア大会(韓国)で連覇を狙う。「まずはアジアでも現実的な戦いをして勝つ。理想を語るのはその先」と結果を優先する。「W杯の悔しさを受け止め、日本の現在地を理解させることからブレずにやっていく」。八咫烏が羽ばたいた場所から、地に足つけてリオを目指していく。【取材・構成=木下淳】

◆熊野と八咫烏(やたがらす) 熊野三山では熊野権現の使いとして、3本の足を持つ黒い鳥「八咫烏」をあがめてきた。神武東征で、神武天皇を熊野から大和へ導き、勝利の象徴とされ、3本の足は「天地人」を表す。日本サッカー協会(JFA)のシンボルに八咫烏が採用されたのは、日本初のサッカー書「アッソシェーションフットボール」を出版した中村覚之助氏が現在の那智勝浦町出身だったことに起因する。中村氏の後輩で、後のJFA創設に尽力した内野台嶺氏が、中村氏に敬意を表して1931年(昭6)にデザインを発案、採用した説が有力視されている。

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2014年7月22日 07:10 (サンケイスポーツ)
内田、開幕戦ピンチ!右膝負傷…最大4週間離脱

 【ベルリン21日】ブンデスリーガ・シャルケのブラジルW杯日本代表DF内田篤人(26)が、けがのため8月の新シーズン開幕に間に合わない可能性が浮上した。ドイツメディアが、内田が右膝の負傷でチームを最大4週間離脱することを報じた。

 内田に黄信号がともった。ルール・ナハリヒテン紙(電子版)は「内田が右膝蓋腱(しつがいけん)炎で2〜3週間の離脱を余儀なくされる」と報じ、専門誌キッカーも「内田はW杯の代償を払うことになる」と伝えた。

 ブラジルW杯で1次リーグ3試合にフル出場した内田は、休暇を終えて16日にチームに合流。17日の練習で痛みを訴え、診察を受けたという。8月23日の新シーズン初戦に向け、ドイツ南部グラッサウで行われる合宿には同行予定だが、当面はリハビリメニューとなる。

 内田は2月のリーグ戦で、右太ももの肉離れと右膝周辺の腱を痛めた。W杯に間に合わせるため代表のチームドクターと相談の上、シャルケ側が勧めた手術を回避して保存療法を選択していた。

 強化担当のホースト・ヘルト・マネジャーはビルト紙(電子版)で、「日本にとってはW杯が優先だったが、内田の健康にはよくなかった」と日本協会への不満を見せた。同マネジャーは最大4週間の離脱を示唆し、ビルト紙は「内田は開幕に間に合わないかもしれない」と伝えた。

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2014年07月19日

片田珠美(94)「自分たちのサッカー」できないのは当たり前 W杯では「他者の欲望」を読み取れ

片田珠美(94)「自分たちのサッカー」できないのは当たり前 W杯では「他者の欲望」を読み取れ
2014.7.5 07:00 [精神科女医のつぶやき]

W杯でコロンビアに完敗して1次リーグ敗退が決まり、ピッチを後にする本田圭佑選手(AP)

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、われらが日本代表は残念な結果に終わった。

 わが家のテレビは地上デジタル放送に対応しておらず、一応映像は映るのだが、音声が出ないオンボロなので、ラジオを聞きながら試合を見た。しかも早起きして応援したのに、ふがいない結果に終わったための悔しさもあったせいだろうか。試合後に「自分たちのサッカーができなかった」と選手がコメントしているのを聞いて、「『自分たちのサッカー』をさせてくれるようなお人よしのチームなんてあるか!」と思わず叫んでしまった。

 こっちが「自分たちのサッカー」をやりたいと思っているのと同様に、向こうも「自分たちのサッカー」をやりたいはずで、試合というのは「自分たちのサッカー」同士のぶつかり合いである。その結果、点をたくさん取ったほうが勝つわけだから、できるだけ失点を防ぎながら、こっちがどうやって得点するかが基本だろう。

 だとすれば、どのチームも、勝つために相手に「自分たちのサッカー」をさせないようにするはずである。たとえば、速いパス回しでゴールをねらうチームに対しては、パスを通させないように邪魔するとか。相手チームの弱点を見抜いて、そこを徹底的に攻撃するのも、常套手段である。守備が弱いサイドを攻めるのが典型だが、それを「卑怯」などと非難するのは的はずれというもので、「自分たちのサッカー」なんて、そんなに簡単にさせてもらえるわけがない。
結局、勝つためには、相手チームが一体どんな「自分たちのサッカー」をやろうとしているのかを見抜くことが不可欠である。つまり、「他者の欲望」を察知して、それを満たさないようにしなければならない。そこで、何よりも必要になるのが「他者の欲望」を読み取る技術である。

 ということで、どうでしょう。私を次のW杯に向けて、メンタルトレーナーとして雇ってくださいませんでしょうか。敵の欲望を読み取るコツを、じっくりお教えしますので。日本代表は「メンタルのため」という理由で練習を急遽中止したほど、以前からメンタルの弱さが指摘されているみたいですしね。

 以前この連載で、サッカーの試合を精神分析的に解釈するとおもしろいので私を解説者として呼んでくれと呼びかけたのに、オファーゼロだったという悔しさを晴らすためにも、ぜひ私を次のW杯に連れて行って。



 世間を騒がせたニュースや、日常のふとした出来事にも表れる人の心の動きを、精神科医の片田珠美さんが鋭く分析します。片田さんは昭和36(1961)年、広島県生まれ。大阪大医学部卒、京都大大学院人間・環境学研究科博士課程修了。著書に『無差別殺人の精神分析』(新潮選書)、『一億総うつ社会』(ちくま新書)、『なぜ、「怒る」のをやめられないのか』(光文社新書)、『正義という名の凶器』(ベスト新書)、『他人を攻撃せずにはいられない人』(PHP新書)など。

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2014年07月15日

ドイツのW杯優勝が必然だった6つの理由 – W杯優勝までわずかに届かず…メッシは裸の王様だったのか--サッカーキング

ドイツのW杯優勝が必然だった6つの理由 – サッカーキング

 24年ぶり4度目のワールドカップ優勝を果たしたドイツ。決勝のアルゼンチン戦こそ、どちらが勝ってもおかしくない拮抗したゲームとなったが、準決勝で開催国ブラジルを相手に衝撃の大勝(7−1)を収めたことも含め、一貫して安定した戦いを見せたドイツは、「勝つべくして勝った」大会だったと言えるだろう。今大会、なぜドイツはこれほどまでに盤石の戦いを見せることができたのか。ここでは、ドイツの優勝が「必然」だった理由として、6つの理由を挙げておきたい。

<1>ドイツ代表史上最高の中盤のタレントたち

 トーマス・ミュラー、トニ・クロース、メスト・エジル、サミ・ケディラ、マリオ・ゲッツェ、フィリップ・ラーム、バスティアン・シュヴァインシュタイガー。中盤ならばどこでもこなせるユーティリティーかつ運動量も豊富なタイプが揃い、オフ・ザ・ボールの質も高く、FW顔負けの得点力を誇る。ドイツ代表史上最高のタレントが揃った中盤は、最大のストロングポイントだろう。前線の選手も含めて、流動的に動くことで相手の守備を混乱に陥れる攻撃スタイルも、これだけのタレントを抱えているからこそ。

<2>他の強豪国を寄せつけないチームの成熟度

 自国開催の2006年ドイツ大会ではアシスタントコーチとして分析を担当し、2006年7月からドイツ代表を率いているヨアヒム・レーヴ監督。実に8年間に渡り同じ監督が率いている点は、他の強豪国にはない大きなストロングポイントだ。主軸メンバーも、ほとんどが30試合以上の代表キャップがあり、ミロスラフ・クローゼ、ラーム、シュヴァインシュタイガー、ルーカス・ポドルスキ、ペア・メルテザッカーの5人は代表キャップ100試合以上という実績の持ち主。まさに、今大会が総決算のタイミングだったと言えるだろう。

<3>チームに守備意識を徹底させたレーヴ監督の手腕

 レーヴ監督は、グループリーグの全試合&ラウンド16のアルジェリア戦で、最終ラインに4人のセンターバックを並べた。右サイドバックにジェローム・ボアテング、センタバックにメルテザッカー、マッツ・フンメルス、そして左サイドバックにベネディクト・ヘヴェデス(フンメルスが体調不良により欠場となったアルジェリア戦では、シュコドラン・ムスタフィが右サイドバックに入りボアテングがセンターバックにスライド)。通常ならば、右サイドバックにはラームが入るところを、ラームをアンカーのポジションに入れ、最終ラインにセンターバックが本職の4人を並べることで、より守備の意識を徹底させたのだ。準決勝以降はラームを右サイドバックに起用したものの、バイエルンでのラームとは違い、かなり守備に重きを置いたプレーぶりだった。短期決戦の場合、試合によってはどうしても気が抜けてしまいがちなところを、しっかりとした守備意識で乗りきったことは大きく評価できる。

<4>マヌエル・ノイアーという次世代GKの存在

「ゴールデングローブ」(最優秀GK)に輝くまでもなく、今大会のGKでベストのパフォーマンスを見せていたのがノイアーであることに異論のある人はいないだろう。全試合で相変わらずの安定したセービングを見せ、最終ラインにフンメルスが不在で、ラインコントロールに不安があったアルジェリア戦では、通常ならば飛び出さないボールにも思いきりの良い飛び出しを敢行し、これまでのGKと比べて圧倒的に守備範囲の広いGKとしての実力を証明した。また、ノイアーの特殊能力としては、セービングだけではなく、パントキックの精度も見逃せない。優れたセービングだけでなく、攻撃の起点となるキックもノイアーの大きな武器の一つでである。

<5>バイエルン勢を多く抱えることのメリット

 決勝戦でスタメンとしてピッチに立った11人のうち、GKノイアー、DFラーム、ボアテング、MFミュラー、クロース、シュヴァインシュタイガーの6人、そして途中交代から決勝弾を挙げたゲッツェを含めた7人が、バイエルンで一緒にプレーしているチームメートである。バイエルンは、今シーズンこそ、欧州チャンピオンズリーグではレアル・マドリードに敗れてベスト4で終わったものの、2012−13シーズンはチャンピオンズリーグ優勝を含む3冠を達成するなど、現在、最もクラブレベルで成功を収めているクラブの一つである。拘束時間が限られてしまう代表チームにとって、代表選手たちが同じクラブでプレーすることが及ぼす好影響は、改めて言葉にするまでもないはずだ。

<6>状況によって戦い方を変えられる選手層

 この要素が、トーナメントを勝ち抜く上では絶対に必要かつ、ブラジル、アルゼンチンという南米の強豪には少し足りなかったものではないかと思う。前述したように、ドイツの中盤の選手は複数ポジションをこなせる選手が多く、けが人等の影響でベストの布陣が組めなかった時でも、さほど問題なくその穴を埋めることができる(ラームしかり、ケディラしかり)。また、ゲッツェ、クローゼ、アンドレ・シュールレ、ポドルスキといったスタメンでも何ら遜色のないプレーを見せる選手を時には控えに置き、後半の勝負どころで起用する、という戦術も多用。選手たちもその起用にしっかりと応えた。途中交代のシュールレが、同じく途中交代のゲッツェの決勝弾をアシストしたアルゼンチンとの決勝は、まさにその戦術がピタリとハマった例だと言えるだろう。

 以上のように、ドイツ代表の優勝は、決して偶然ではなく、必然的なものだったと言えるだろう。このドイツ代表の台頭は、2年後のフランスで開催されるEURO、そして2018年のロシア・ワールドカップまで続く可能性も十分にある。レーヴ監督率いるドイツ代表がどこまでいけるのか。その挑戦を最後までしっかりと見守りたいと思う。

文=岩本義弘

年7月14日 17:08 (SOCCER KING)
W杯優勝までわずかに届かず…メッシは裸の王様だったのか
 時計の針は既に120分を回っていた。延長後半終了間際に自身で得たFK。リオネル・メッシの左足から放たれたボールは、ゴールを捉えきれずにドイツサポーターによって埋め尽くされたスタンドに向かっていった。

 ボールの軌道を最後まで見届けたメッシは、命運が決まったかのようにその場に立ち尽くす。ほどなくして、ドイツの28年ぶり4度目の戴冠を告げるホイッスルが響き渡る。最後にして、最も欲したタイトルをすんでのところで獲り損ねたメッシは、呆然として目の前で湧く歓喜をただ見つめるしかなかった。

 改めて言うまでもなく、今大会のアルゼンチンはキャプテンを務めるメッシのチームだった。そして、彼はまさにピッチ上の王様だった。

 守備の負担はチームメートに分け振られ、メッシの役割はとにかくゴールを奪うことだけに特化されていた。ピッチを闊歩する王様と、その周りを働き蜂の如く動き回るチームメートの図式は、決勝でも変わらなかった。

 いざこざが起きれば、ドイツのキャプテンであるフィリップ・ラームが一目散に駆け寄る姿とは正反対に、ゆっくりと近づいて、当事者達と僅かな言葉を交わしただけで離れていってしまう。決勝後半に、ゴンサロ・イグアインとマヌエル・ノイアーの衝突があった際も、ハビエル・マスチェラーノとセルヒオ・アグエロが血相を変えて主審に詰め寄る一方、悠然と歩くメッシは主審にそれとない抗議をし終わると、倒れたままのイグアインを大丈夫かとばかりに少し気にした程度ですぐに踵を返してしまう。

 90分をスコアレスで終えた延長突入直前には、アレハンドロ・サベジャ監督が円陣の中央で熱弁を振るっていることをよそに、チームの輪の横に座り込む。仲間に促され輪の中に入っても、指揮官の言葉が終わる前にどこか離れていってしまう。

 30分にはメッシのパスから、エセキエル・ラベッシを経由してイグアインがゴールネットを揺らしたが、惜しくもオフサイド。アルゼンチンが沸いた一瞬の歓喜とは裏腹に、メッシは頭を掻きながら既にゴールに背を向けていた。後半から出場したアグエロが、左サイドから強引にシュートに持ち込む。しかし、ゴール前に詰めていたメッシは枠を逸れることを見届けるやいなや、アグエロを一瞥した。

 傍から見ると、王様どころか暴君にも見えなくもない。ところが、さすが存在感は抜群だ。

 ほとんど試合に関与しないが、一度ボールを持てばドイツの選手が数人がかりで包囲網を作り、アルゼンチンサポーターは無得点の時間が続くとメッシの名前を叫ぶ。

 ただ、皮肉にも窮地に陥った時にすがるには、存在があまりにアンタッチャブルになり過ぎていたのかもしれない。

 惜しまれるのは、今大会で初めてビハインドを負った113分からの時間帯。何がなんでもゴールが必要となった状況だったにも関わらず、よりによって王様にボールが集まらない。終了間際のFKの際、隣でバスティアン・シュヴァインシュタイガーが倒れていたこともあり、何度もボールを置き直し、助走の幅を確認するメッシの姿があった。結果論となるが、遠目の位置だったこともあり、味方に合わせる選択肢もあったはずだが、メッシにはその考えがあったかどうかと要らぬ邪推もしてしまう。

 4ゴールを挙げたグループステージの活躍の一方、勝ち進むにつれてアンヘル・ディ・マリアやマスチェラーノといった脇を固める選手にスポットライトがあたっていった。決勝でも不発に終わったことで尻すぼみとなり、最後の最後で裸の王様だったのかという印象すら残した。

 ただ、メッシは裸の王様のように疎んじられてはいない。むしろ、愛されているのだ。

 わずか3年前、確かに彼は母国でもブーイングを浴びせられる存在だった。

 2011年にアルゼンチンで行われたコパ・アメリカでは、よもやのベスト8止まり。当時は、国民から「バルセロナでのメッシは好きだが、代表では全然だ」とはっきりと口にされていたほどである。ところが、失意のどん底を経て、新たにキャプテンマークを託されたメッシは代表でもゴールを量産。南米予選の1位通過に導き、本大会でも最優秀選手に選ばれる働きで、母国の24年ぶりとなる決勝進出の立役者となったことに間違いはない。

 かつて、実兄であるロドリゴ氏は、世界一のサッカー選手を家族に持つことについて、「私達にとってはレオ(メッシの愛称)のような素晴らしい家族を持てるということは、本当に素晴らしい経験で、特別なこと」と語ったことがある。

「レオを家族の一員として持てて、全員が幸せだと思っている。彼は非常に素晴らしく、人間味があり、みんなから愛されているから、本当に嬉しい」

 国民の失望を買ってから、3年。今となっては、家族の部分をアルゼンチンに置き換えても問題はないだろう。

 今大会のメッシは、良くも悪くも王様だった。そして、愛されながらもどこかエゴを捨て切れなかったようだ。

 試合後に「トロフィーを掲げたかった。個人賞はあまり意味がない」と言った通り、メッシはロイヤルボックスで贈られた最優秀選手に渡されるゴールデンボールのトロフィーを掲げることなく、2位チームに贈られたメダルも階段を下る途中に外してしまっていた。ドイツの選手達が作った花道を通ることもなかった。再び訪れた失意の時は、半ば栄冠も見えていただけに苦しさはさらに深まっているかもしれない。

 27歳になったばかりのキャプテンに、眼前で世界王者の誕生に立ち会うという強烈なまでの悔しさが、どのように作用するかは見ものである。もちろん、最も期待されるのは、王様ではなく争いの最前線に身を投じられる勇ましさを持った英雄への変貌だろう。

文=小谷紘友
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ドイツ、南米開催で初の欧州勢V 6大会ぶり4度目、MVPはメッシ

ドイツ、南米開催で初の欧州勢V 6大会ぶり4度目、MVPはメッシ
2014.7.14 09:05 [W杯の試合結果]

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会最終日は13日(日本時間14日)、リオデジャネイロのマラカナン競技場で決勝を行い、延長後半8分に途中出場したゲッツェの得点でドイツが1−0でアルゼンチンを破り、24年ぶり4度目の優勝を成し遂げた。ドイツは南米で開催されたW杯で初めて欧州勢の優勝となった。

 攻守一体となった組織的なサッカーを展開してきたドイツは、アルゼンチンの高い個人技の守備にリズムを作りきれず、苦戦を強いられた。アルゼンチンはメッシ、イグアイン、アグエロら突破力のある選手が再三、相手ゴールに迫ったが、ゴールを割ることはできなかった。延長にもつれた試合は延長後半に左サイドをドリブルで突破した、途中出場のシュールレのクロスをゲッツェが胸でトラップし、左足でダイレクトに押し込んだ。アルゼンチンの28年ぶり3度目の制覇はならなかった。

 最優秀選手(MVP)には準優勝のアルゼンチンからメッシが選ばれ、最優秀GK賞はドイツの守護神ノイアーに贈られた。

 ドイツのレーウ監督は「このタイトルは永遠のもの。一人一人がチーム全体のために全てを出した。それが優勝できた理由だ。満足している。何となく彼(ゲッツィ)が優勝を決めてくれると予感していた」と喜びを語った。ノイアーは「信じられない。ピッチに立っていない選手たちも一致団結した。みんな絶対勝ちたいと思っていた」と歓喜の表情を浮かべた。

 両チームの決勝対決は1986年、90年に続き史上3度目で、1勝1敗。90年大会では西ドイツ(当時)が1−0で勝利した。W杯では計6度戦い、ここまでの通算ではドイツが3勝2分け1敗だった。

「ずっと待っていた」 統一後初優勝に沸くドイツ「全土で祝える」
2014.7.14 08:53

 【ベルリン=宮下日出男】サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会決勝戦でアルゼンチンを下したドイツでは13日、首都ベルリンをはじめ、多くのファンが各地で集い、24年ぶりの優勝に沸いた。優勝経験が過去3回あるサッカー強国とはいえ、1990年の旧東西ドイツ統一後初めての偉業だ。

 ベルリンでは中心部の統一の象徴、ブランデンブルク門前の大通りにパブリックビューイング(公開観戦)会場が開設された。DPA通信によると、この日詰めかけたファンは25万人以上。延長戦の後半にドイツが得点を挙げると、「ウォーッ」と大歓声が上がり、試合終了とともに興奮は頂点に達した。

 ベルリンの男性料理人、ダニエル・ノイバルトさん(23)は「ずっと優勝を待っていたが、今はまだ信じられない気持ちだ」と仲間と抱き合った。

 会場では「スーパー・ドイツ!」などと歌ったり、飛び跳ねたりしてファンらが大はしゃぎ。かつては表立って掲げられるのが控えられた国旗を多くの若者が振ったり、肩にかけたりする光景も広がった。

 90年の大会当時は「ベルリンの壁」が崩壊していたが、10月の統一前で、優勝したのは西ドイツ代表だった。当時を知る女性(59)は統一後の初優勝について「若い人も含めて今回はドイツ全土で祝える」と笑顔を見せた。

 メルケル首相とブラジルの試合会場で観戦したガウク大統領は試合後、「神経戦には震えた。とても感動している」と独メディアに語った。
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3度目の挑戦も届かず…MVPメッシに笑顔なし「何の意味もない」〜メッシのMVPに疑問の声噴出 スポンサーの陰謀説まで

メッシのMVPに疑問の声噴出 スポンサーの陰謀説まで
2014.7.14 20:13 [W杯余話]

 ワールドカップ(W杯)の最優秀選手に送られる「ゴールデンボール賞」にアルゼンチンのリオネル・メッシが選ばれた。これについて疑問の声が噴出。ツイッターなどではちょっとした“炎上状態”となっている。

 メッシはグループリーグで4ゴールを挙げたものの、決勝トーナメントでは得点なし。0−1で敗れたドイツ戦でも見せ場はなく、初のMVP受賞にもまったく笑顔はなかった。

 海外メディアの多くも「メッシがMVPとは考えられない」といった厳しい論調が目立つ。国内外のツイッターでは、「メッシがMVPなんてあり得ない」「そんなに活躍したっけ?」「アルゼンチンから選ぶならマスケラーノが妥当」「どう考えてもドイツのノイヤーだろう」などといった疑問の声が噴出している。

 中には「これはアディダスの陰謀だ!」とする声まである。それというのも、最優秀選手賞の正式名称は「アディダス・ゴールデンボール」。アディダスはメッシのスポンサーでもあり、契約金は年間800万ユーロ(約11億円)にも上るとされている。つまり、アディダスが強引にメッシにMVPを獲らせたというワケだ。

 もっとも、「アディダス・ゴールデンボール」は記者投票によって決められる。“アディダス陰謀説”が本当だったとしたら、投票自体に不正があったことになってしまうのだが…。

 いずれにせよ、謎の深まるメッシのMVP。大会が終わってもしばらく波紋を呼ぶことになりそうだ。(普)


3度目の挑戦も届かず…MVPメッシに笑顔なし「何の意味もない」
2014.7.14 11:45

最優秀選手「ゴールデンボール賞」に選ばれたアルゼンチンのメッシ=リオデジャネイロ(共同)


 大会最優秀選手に贈られる「ゴールデンボール賞」に輝いても、アルゼンチンのメッシに笑顔はない。3度目の挑戦となるW杯でも夢見続けた世界一のタイトルには手が届かず、試合終了の笛が鳴り響くと落胆を隠せずに少しうつむき、悔しそうに髪をかき上げた。

 最後の最後まで見せ場は作った。0−1と土俵際に追い詰められた延長後半終了間際、敵陣でFKのチャンスを得る。直接狙うには距離を残していた。それでもチームの期待を一身に背負って果敢に狙ったボールは、無情にもバーのはるか上を越えていった。

 ドイツ戦では本来の輝きをみせることができなかった。ボールを持ちたくても、攻撃の機会すらなかなか訪れない。前を向けた数少ない場面では鋭いドリブル突破でDFを翻弄し、惜しいシュートも放った。しかし、欲しかったゴールは遠かった。「運がなかった」と嘆いた。

会最優秀選手に選ばれたのも納得の活躍はみせた。1次リーグ3試合で計4ゴールの大暴れ。決勝トーナメントでもチームの勝利に貢献し続け、サベラ監督は「メッシはチームの根本的な要素であったし、すばらしい仕事をしてくれた」と賛辞を惜しまない。

 「個人のタイトルに何の意味もない。W杯制覇という夢をかなえたい」と誓って臨んだ初めての決勝では悲劇の結末が待っていた。ピッチ上でいつまでも続くドイツのお祭り騒ぎを背中に聞きながら、不世出のストライカーは最優秀選手の栄誉を手にしながらも、「優勝のトロフィーの方が良かった」とポツリ。静かにロッカールームへと引き揚げた。(奥山次郎)
タグ:メッシ
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夢が現実に」途中出場のゲッツェ 値千金の決勝ゴール ドイツの将来担う22歳・・7/13(日)ワールドカップ決勝 ドイツvsアルゼンチン

夢が現実に」途中出場のゲッツェ 値千金の決勝ゴール ドイツの将来担う22歳
2014.7.14 13:40

 PK戦に突入が見えてきた延長後半8分。途中出場のゲッツェは千載一遇のチャンスを逃さなかった。左サイドをえぐったシュルレのクロスを胸でトラップ。角度がなく、GKも立ちはだかってシュートコースは針の穴ほどだったが、左足で豪快にサイドネットを揺らした。

 後半43分、36歳のクローゼに代わってピッチに飛び出した。「メッシよりも素晴らしいところを世界に見せてやれ。試合を決めてこい」。レーウ監督にそう言って送り出され、見事に期待に応えた。「信じられない。夢が現実になってこれほどうれしいことはない」と感無量の面持ちだ。

 2008〜9年シーズンにウォルフスブルクをリーグ制覇に導いたマガト元監督の言葉を借りれば「100年に1人の逸材」。日本代表の香川真司とはドルトムント時代の同僚で、13〜14年にバイエルン・ミュンヘンに移籍。今後の飛躍が待ち望まれるスター候補生だ。

 1次リーグ2試合と決勝トーナメント1回戦では先発起用されたが、ここ3試合はスタメン落ち。「簡単な大会ではなかった」と振り返る。それでも、ここ一番でチームから求められる役目を果たした。「家族や友人、ガールフレンドが信じ続けてくれた。チームで団結して成し遂げたことが素晴らしいよ」。今後もドイツの中軸を担うだろう22歳が喜びを爆発させた。(細井伸彦)


決勝ゴールのゲッツェは控え組 ドイツ、選手層の厚さで「南米の壁」破る
2014.7.14 11:39 (

 普段は冷静なレーウ監督も、さすがに興奮を隠せなかった。目を見開き、選手、スタッフと次々に抱擁を交わす。アシスタントコーチを務めた2006年ドイツ大会から数え、3度目の挑戦で悲願のW杯制覇。「7試合とも良いゲームをしてくれた。このチームは優勝に値する」と選手たちをたたえた。

 矢継ぎ早のアクシデントをものともしなかった。準決勝のブラジル戦で大活躍したケディラが、試合前のウオーミングアップ中にふくらはぎを負傷。急きょ先発したクラマーも試合中に接触プレーで意識朦朧となり、前半32分で途中交代を余儀なくされた。

 だが、長い歳月をかけて意思統一されたチームはこの程度では揺るがない。指揮官は「サッカーは11人でするものではない。(途中交代枠3人を含む)14人なんだ」と力説する。延長後半8分、決勝点を奪ったのは2人の控え組だ。クラマーと代わったシュルレがアシストし、後半終了間際に出番を得たゲッツェが待望のゴール。選手層の厚さもドイツの強みだ。

相手のカウンター攻撃に何度かヒヤリとさせられたが、最後の一線は割らせない。シュバインシュタイガーとボアデングを中心に、体を張った守備でメッシ封じに注力。120分の死闘で先に足が止まったのはアルゼンチンの方だった。

 過去7度の北中米、南米開催で、1度も優勝がなかった欧州勢。準決勝の相手は開催国ブラジル、決勝はアルゼンチン。南米の両雄を相次いで撃破し、ついに牙城を崩したレーウ監督は「南米で、ブラジルで、リオデジャネイロでタイトルを取れたことを誇りに思う」と胸を張った。(細井伸彦)
タグ:ゲッツェ
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2014年07月09日

王国の歴史に大汚点 守備崩壊、攻撃単調…「人生最悪の試合だ」(準決勝ドイツ対ブラジル 7/9)

王国の歴史に大汚点 守備崩壊、攻撃単調…「人生最悪の試合だ」
2014.7.9 11:33 (1/2ページ)[“王国”ブラジル代表]

 決勝の舞台、聖地マラカナン競技場へとつながる最終ステップで、カナリア軍団の夢と希望は無残に打ち砕かれた。「歴史的な負け。人生最悪の試合だ」とブラジルのスコラリ監督。1−7。悲願の自国制覇に王手を懸けるはずの一戦で、信じられないスコアが刻まれた。

 前半も半ばに早々と勝負は決まった。29分までに5失点。守備網が壊滅し、ネイマールを欠いた攻撃陣もまったく迫力がない。終了間際にオスカルが一矢報いるゴールを決めたが、焼け石に水。試合終了の笛が鳴り響くと、マルセロはしゃがみ込んで起き上がれず、ゲームキャプテンのダビドルイス、オスカルはあふれる涙をぬぐった。

 準々決勝のコロンビア戦。ネイマールが悪質な膝蹴りで脊椎骨折の重傷を負い、担架で運び出されたシーンは悪夢でしかない。スコラリ監督は「われわれは国のために、そしてネイマールのために戦う」と決意を込め、累積警告で準決勝は出場停止だった主将のチアゴシウバも「ネイマールとともに心はピッチにある」と悲壮感を漂わせた。

 この日、指揮官や選手たちは「FORCA NEYMAR」(頑張れ、ネイマール)とメッセージが入った帽子をかぶってスタジアム入り。無念の離脱を余儀なくされたチームメートを励ましたが、悲運のエースが抜けた穴は、あまりにも大きかった。

初めてW杯を自国開催した1950年大会は、最終戦でウルグアイに栄冠をさらわれた。「マラカナンの悲劇」と呼ばれる負の記憶を振り払い、歓喜に塗り替えるのが「セレソン」に課せられた使命だった。

 スコラリ監督は「プレッシャーはなかった。この惨劇の責任は私にある」と強調した。威信をずたずたにされたサッカー王国。64年ぶりの自国開催で、消し去ることのできないもう一つの“汚点”をつけてしまった。(細井伸彦)

ドイツ、7−1歴史的大勝で決勝へ 悪夢のブラジルまたも地元V逃す
2014.7.9 07:20 [W杯の試合結果]

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は8日、ベロオリゾンテのミネイラン競技場で準決勝が行われ、西ドイツ時代を含めて4度目の王座を目指すドイツが7−1で開催国ブラジルに歴史的な大勝を果たし、3大会ぶりの決勝に進んだ。ブラジルは前回自国開催した1950年大会に続いて優勝を逃し、3位決定戦に回る。

 前半11分にCKからミュラーが先制したドイツは23分にはクローゼが歴代単独最多となるW杯通算16点目のゴールを挙げるなど、5−0で前半を折り返した。後半も途中出場のシュルレが2得点し、圧倒した。

 ブラジルは準々決勝で負傷したエースのネイマールと警告累積による出場停止で主将チアゴシウバを欠き、攻守ともに精彩を欠いた。

 9日(日本時間10日)は、準決勝のもう1試合、オランダ−アルゼンチンがサンパウロで行われる。12日(同13日)の3位決定戦に続き、13日(同14日)にリオデジャネイロで決勝が行われる。(共同)
posted by エリコ at 14:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー日本代表

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